なにができるのか
このツールの特長

2006/11新規公開。2001年講習会テキスト限界耐力計算法の計算例とその解説の設計例1、3.1〜4.2までの地震時損傷限界及び安全限界の検証をテキストに沿って計算します。入力できるモデルは20層以下です。(高さ制限はありません)増分解析ソフトと併用することで限界耐力計算に対応したソフトを使用せずとも容易に結果を得る事が可能です。なお4.3構造部材の変形能力の確認は含まれません。もともと日常業務で設計している物件が限界耐力計算で検討したらどのような結果になるのか気になっていたのですが、その為にソフトを購入するのもちょっと。。と思ったのがきっかけでこのツールを作成しました。ですので私自身このツールを使用して実施設計をおこなっているわけではありませんが、限界耐力計算への足がかりとしてお役に立てば幸いです。

フリー版兼用のシェアウェアです。フリーの状態では各パラメーターごとの変更メニューが使用できませんが、その他に制限は無いのでシェアウェア版と同じ検証結果を得る事が可能です。シェアフィーをお支払いいただきユーザー認証していただくことで細かい数値変更が簡単に可能で、各階の質量の分布の変更又は地盤種別、Gs、変位等あらゆる数値の修正を簡単に行うことができるようになり、各パラメーターがどのように固有周期に影響するのか、どのような事に心がけて構造計画すれば周期を延ばすことになるのか等限界耐力計算を肌で感じることができます。

このツールはマイクロソフトエクセルのVBAを使用したものですので当然エクセルが必要となります。当方ではExcl2000及び2003にて作成しておりますが2000以降であれば問題ないと思います。なおそれらが動作するパソコン及びOS(Windows98以降)が必要なのはいうまでもありません。なおマッキントッシュ版エクセルではご利用できません。また当ツールは増分解析により算出された変位及び各階せん断力を入力しますので、増分解析ソフトが別途必要になります。最近の保有水平耐力に対応したソフトはほぼすべてが増分解析によるものであると思いますのでこのツールを使用したいと思う方であればほとんどの方が所有しているかと思います。無い場合でも講習会テキストに習って入力することでとりあえず限界耐力計算を試す事が可能です。
必要なもの
Downroad
免責事項
このツールを使用した結果生じたいかなるトラブルにつきましても作成者は責任を負いません。各自の責任でご利用ください。
これ簡単!限界耐力計算

Ver1.01公開しました。フリー版兼用。限界耐力計算への足がかりとしてご利用いただければうれしいです。