ウマイヤドモスク

ダマスカスの街には歴史を象徴するような建物がいろいろとあるけれど、その中でもひときわ目立つのがこのウマイヤドモスクでしょう。 旧市街の中心にあり、イスラム教第四の聖地として巡礼者が絶えない場所でもある。 何故かここの写真が大量にあったので、別ページにしてみました(笑)。

花嫁の搭

完全な形で現存する中では世界最古のモスクであり、地元の神様(名前忘れた)の神殿からキリスト教会を経て、ウマイヤ朝時代にイスラム教のモスクへと改造された。 写真はモスクの周囲に造られた3つの搭のうちで花嫁の搭と呼ばれている代物で、この他にもイエスの搭と西の搭が存在する。 それぞの名前の由来を聞いたんだけど、忘れました(笑)。
旅行者は必ず北の門から入場する決まりになっており、やはり女性はベール着用が義務付けられていました。
礼拝堂

聖ヨハネの首が納められているとも言われる礼拝堂がこれです。 外壁の壁画が見事です。 壁画と言ってもイスラムの事だから全てタイルを使ったモザイク壁画なんだけどね。
アップにすると・・・

こんな感じです。 いや、宗教のパワーって偉大なんですね。 わしゃようやらんわ、こんな細かい事。
(単に技術が無いだけだけど・・・)
礼拝堂入り口の柱

柱の一本一本にもこのようなモザイク紋様が・・・。
礼拝堂内部

中はかなり広いです。 巡礼者とかは結構いたけど、彼らにとって聖地だけあって、みんな熱心に祈りを捧げていた。 というわけで、とっても静かです。 この手の寺院にしちゃ珍しく内陣の写真撮影も可だったので、思わず撮りまくってしまいました。
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はて、真ん中にぶら下がっている紐のようなもの、こりゃ一体なんだろう? なんでこんな写真を撮ったのか、自分でも覚えていないぞ(爆)。 誰かご存じの方、いらっしゃったら教えて下さいね(笑)。
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天蓋ですね・・・。 珍しかったから撮ったんだと思うけど
以下同上です(笑)。
ステンドグラス

元はキリスト教会だった為、このようなステンドグラスも残されているのでした。 一時期はキリスト教徒の礼拝も許されていたそうですが・・・。

やっぱりステンドグラスは内部から見るのがいいね。
外から見てもただの黒っぽいガラスにしか見えないからねえ。
花嫁の搭、再び

最後に再び花嫁の搭を入れた写真なんぞで閉めたいと思います。 青空をバックにしたこの写真は秘かなお気に入りなのでした。