ヨルダンの首都、アンマン

20時間の空の旅を経てやってきましたヨルダンの国、クィーンアリア国際空港へやっとご到着ー。 と思いきや天候不順&燃料補給の為、近くの軍事空港へ強制着陸と来たもんだ。 軍用機等を至近で見れて興味深いのだが、移動も撮影も不可なので軍事マニアでもなけりゃすぐ飽きる。 出だしから少々の不安を抱えながら3時間遅れで、クィーンアリア国際空港へ本当に到着したのであった。
入国手続を終えて外に出ると、早速お出迎えのバスが到着する。 シリア・ヨルダン共に、移動は全てバスである。  空路が整備されてないってのもあるだろうけど、やはり中近東は大体こんなもんのようである。

ローマ劇場跡

アンマンの街はローマ時代以降は歴史に登場する事も無くひっそりとした場所だったそうで、今も残るいくつかのローマ遺跡を除けば、殆ど新興都市と言ってもいいような状況らしい。

←は2世紀半ばに建設されたというローマ劇場跡である。
収容人数6000人でヨルダン最大の劇場だそうな。
今でもコンサート等に使用する事があるとか・・・。
山の上から見下ろせば・・・。

アンマンの街は7つの丘があり、それぞれの丘の斜面を利用して街が出来ているので、とても坂道の多い街になっている。 そんな丘の街並を見下ろす小山から↑のローマ劇場を見下ろした所である。 周囲の町並みは同じような住宅街が続いているのがわかる。
山の下から見上げれば・・・。

再びローマ劇場に戻り、↑の山を見上げた所である。
この山の上には青銅器時代からの城(アンマン城)の遺跡が残っている。 
ヘラクレス神殿跡

↑のジャバル・アル・カラー山の上に残る2世紀のヘラクレス神殿跡の石柱である。 かつては、山の上からローマ劇場まで階段が造られていたとか。 どこの国でも宗教と音楽は切り離せないって事でしょうかねえ。

七つの丘の街

「七つの丘の街」という表現が実感出来るのがこの写真ではないだろうか。 ある丘の上からアンマンの町並みを見下ろした所である。 雑然としているような整然としているような、いまいち中近東らしくない町並みだと思うのは、私の気のせいでしょうか? でも、どこの国でも首都の構えはそれなりのものはあるかな・・・。