チャンスはたくさんあったのに
取りそびれてた夏休み
2月の二週と決めたその日に
手元に届いた葉書には

2/16にファンクラブコンサートやるから

行かねばなるまい運命だもの
飛んでいきます貴方のために


FunClub Concert in Hongkong

2・16・2003



コンサート前後の足取りはこちら


コンサート会場は「香港理工大学」。着いた時には受付が始まっていて、人が集まってます。
受付を済ませ、お手洗いに行こうと探すが…ない。かなりうろうろ歩いたが、ない。仕方が無いので学生さんに聞いてみるが、広東語はわからないので道を聞いてもわからない…と、連れてってくれるという。ありがとう。学生さん。確かにお手洗い遠かったです。多分連れてきてもらわなかったら見つからなかった。ほんとありがとう。
開場を待つ迷達

ふとカメラを見ると電池が足りないマークが出ている。コンサート会場は暗いはず。フラッシュ炊きまくりで途中で止まったら洒落にならない。と、セブンイレブン。おお、ここは学内にコンビニがあるのか。よかった。
無事カメラ用の電池も売っていて準備万端。時間もちょうど開場時間19:30になろうとしていたので会場に戻る、が、開かない。並んだまま結局開演ぎりぎりまでそのままでした。途中巨大な花束が搬入されたりして、今回のお知らせが急だったこともあり、
「どうする?結婚の報告だったら。”ファンのみんなに一番に知らせたい!”とか」
「ありそう〜昨日の新聞にも一緒に住み始めたって書いてあったし」
なんて言ってるうちにやっと開場。座席には先月大喜びで持って帰ったキヤノンのポスターとパンフレット、チェーンストラップがポスターと同じ写真の袋に入っておいてある♪今回のコンサートはキヤノン提供のようです。席は一番端でしたが、逆に壁によっかかれて落ち着きました。
この間ね、結婚したんだよ!
始まりのアナウンスはジェリーで、おっジェリー司会なんだ!と喜んでいるとイーキン登場。「不要哭了」を歌ってくれました。歌い終わると後ろに立ってた椅子をいつも通り自分でかたし、司会のジェリー&通訳のケルビン登場。
ジェリーはキヤノンのデジカメを持っていて、まずは客席を背景にイーキンをパチリ。イーキンはTシャツに水色ののブルゾンとジーパン。なんだか痩せたような気がします。

つかみのトークは結婚の話題。ジェリーがこの間結婚したばかりだからその話題が出るとはわかってたけど、結構な数のマスコミに「みんなに”おめでたい話は?”とか”赤ちゃんはいつ?”って聞かれる」というトークから入られると「やっぱり結婚報告なのかしら?」と思わされましたが、別にそんなこともなくあっさり「ジェリーがね!この間結婚したんだ。おめでとう!」とトーク終了。他にもいろいろなことを楽しげにたくさん言ってたはずですが、ケルビンさんはところところしか訳してくれないのでよくわからじ。やっぱりちょっとでも広東語わかるようになりたいなぁ。

そしてまた何曲か歌った後抽選会。第一弾は「イーキンとツーショット」お子様二人と日本人ファンの女性、現地ファンの女性と男性計5人があたりました。お子様達も可愛かったですが、場の中心は男性ファン。このなかなかかっこいいお兄さん、彼はもうすぐ結婚するらしく、フィアンセとこのパーティに来ているとのこと。彼女もステージに呼ばれ、イーキンとジェリーが脇からいろいろ尋ね、客席からも声援が。お二人はとても恥ずかしそうでしたが、幸せそうでした。
結婚式はいつ?

次の歌、なんかイーキンとジェリーがカラオケデュエットをするらしい。カラオケ画像を映すスクリーンが下りてきて、歌は…リッチーですか。思いっきりリッチーがでてくるMVを見ながら歌う二人。変な感じ。続いては陳光榮さんが登場。「無間道」で金像賞候補に上がってましたね。おめでとうございます。
陳光榮さんを交えてちょっと話してから再び抽選。今度はサイン入りマウスパッドをはじめ今回のパーティのオリジナルグッズ、キヤノンのポスターなどをプレゼント。特にキヤノンの寝そべるイーキンポスターが羨望の眼差しを集めていました。パーティのオリジナルグッズは入り口に見本としてマウスパッドとマグカップとカレンダーが置いてあったのですが、「ここでは買えないので日本に帰ってから通販して下さい」だそうです。でもきっとここに書いてある香港ドルの値段より高いんだろうなぁ。
抽選の後は陳光榮さんがイーキンの歌を作るようになった馴れ初めとかのトークに続き、陳光榮さんのキーボードに合わせてイーキンが歌う。歌うごとにその歌についてのエピソードとかを交えつつ、本当によく歌います。楽しそうに。よっぽど歌いたかったんだな…イーキン。しかし、何故君は直立不動で歌うの…。
後ろは薄いがりっちー 陳光榮さんを囲んで もらっても困るかも… 直立不動

イーキンが思う存分(笑)歌った後は、「去年のイーキンのお仕事映像」。
「去年はあんまり仕事してないしてないって言われてるけど、こんなのやってたんですよ」
というわけで一つ目は新曲?のMV上半身脱いだイーキンが狭いところで身悶えてて、途中で美人姉さんの映像がかぶると言うもの。これは結構カッコ良かったです。次はCM。イーキンがワインをかけてしまったことから始まる二人の恋の物語…てな感じですが、奴が真面目に「いい男」を演じているのでとても面白いです。が、これは序の口で、第3の映像はもーっと面白かったのです。バイクのCMだと思うのですが、イーキンがヘルメットをかぶりバイクで疾走する。さんざん走った後ヘルメットを取ると、「強い男はかっこいい」みたいな字幕が流れるのです。すみません。大音響なのをいいことに爆笑させてもらいました。いや、君が強くないとかそう言うことじゃないんだけどさ。
やりたいほーだい
そして最後の大抽選。「3分間イーキンを好きにできる権(またはデジカメ)」です。まぁっあたったらどうしましょう。しかし最初にあたった娘さんはさんざん照れた後デジカメを持って帰ったのでもう一度。今度あたった娘さんは一番前の真ん中の席。もうデジカメはないので、3分間イーキンを好きにしないといけません。ケルビンさんの言葉を借りれば「やらないとだめ」です。というわけでジェリーが「こんな風に迫ってみるとか!」とイーキンに色っぽくしなだれかかったりしてみる。上手いっ!ジェリーのエンターテイナー振りはほんと素晴らしい。

とりあえず、照れ照れの娘さんの手を取ってイーキンは歌い始めました。歌ってる間ずっと手をつないでて、曲間には両手つないでくるくる回ったりする様子はまるでフォークダ…いや、王子様みたい。そのうち、並んでる時に見た超巨大花束が現れ、娘さんにプレゼントされる。あの花束はこのためにあったのか…と思ってるうちに歌は終わり、イーキンは娘さんを席まで送り届けていました。うーん、すごい。自分だったらもう心臓ばくばくだろうけど、でもしゃべれないから寂しいかも。

いよいよコンサートも終わりに近づき、「極速」。立って立って!とイーキンがジェスチャーするのでみんな立ちあがり、ステージの近くへ。しばらく近くで歌うイーキンを見つめていましたが、ふと、「これなら貢ぎ物渡せるかも」と席に戻り、貢ぎ物を手に取る。ちなみに貢ぎ物は鼠海のチョコクッキー。鼠の乗った飛行機型のケースに入っています。ぼんぼやーじで貢ぎ物を選びつつ、ついつい子供向けのおもちゃを手にとってしまうのですが、奴は一応30代の年男。流石にそれはどうだろう…とバレンタインに絡め、チョコクッキーにしてみました。見た目おもちゃだけど。とにかくかさばるので、「絶対に」持ちかえりたくなかった。ここで渡せなかったらスタッフに預けるしかない。
すか〜い!

というわけでそれを抱えてまたステージ前で飛び跳ねる。歌が終わった後ステージ下まで行きイーキンに声をかけてみたけど、やっぱり来てくれない。だめかな?と思って戻ろうとすると…来た!貢ぎ物を受け取り、そして、「アリガト」って言ってくれた!!!あまりのことに呆然とする私はそのまま立ち尽くし、新聞記者によるイーキンとファンとの写真撮影にイーキンの後ろでばっちり写ってしまったのでした…痛。
これではまずわからんだろう


イーキンは退場し、パーティはお開き。なんだかふらふらしながら席に戻り、荷物を抱えて外に出て、なんだか興奮のまま他のファンの方とお話などしつつイーキンが出てくるのを待ってみる。
しばらくするとジェリーが携帯電話を持って出てきた(中は圏外らしい)。電話が終わるのを待って、誰かが声をかけるとなんと!ツーショットを撮ってもらえることに!!次々と現れる希望者みんなとにこやかにツーショットを撮らせてくれるジェリー。いい人だ…。誰かが「イーキンじゃね、こうはいかないんだ。(イーキンが)ちゃんとさばけないから」と言っていた。そうだろうなぁ。
そしてジェリーはやっぱりにこやかに手を振って帰っていきました。彼は本当に頭のいい、才能のある人で、きっとエリック・ツァンみたいな名優・名司会者になっていくんだろうな、と思います。


さらに待っていると…出てきた!イーキン!!かけよって握手をしてもらうも、なんだかあわあわしてしまってちゃんと顔を見られなかった気がする。次はきっと目を見てにっこり笑ってみせる。イーキンの手はふわふわした柔らかい手でした。
イーキンは追いかけるみんなを振り払うように、でもバイバイって手を振って黒いポルシェで帰っていきました。運転は陳光榮さん。なかよしだなぁ。

しかし、後日ファンサイトの掲示板で黒いTシャツからタグが思いっきり出ていた!との指摘が。写真見直してみると…ほんとだ…。
こういうとこがねぇ。やめられないんだ。好きだよ。
注目!




貢ぎ物手渡して「アリガト」って言ってもらって出待ちして握手して見送って…
なんだか遠いところへきてしまった気がします。

歌を聞いても写真を見てもちっともときめかないもので、
そろそろ潮時?なんて思っていたけど、
目の前で動いて笑ってる奴には結局やっぱりめろめろで。


これからもこうやって愛をチャージさせてください。ね。


菓子だとわかってもらえただろうか


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