ちょっと寄り道


 空が明るい。

昨日とちがい薄曇りの空。
ちょっと気分が軽くなる。
朝食後、早い船で石垣島に戻った。
関空行きのフライトは14時15分。
竹富島に行こうとしていた。

さすがに昼まで西表島にいてもこれ以上写真を撮るあてがなかった。
時間にも限りがあるので、行けるのは竹富島ぐらいか。
石垣港に着くと空が晴れている。
タイミングの良いことに、竹富島行きは10分後。荷物を預けカメラバッグだけで船に乗った。

島に着くと晴れている、ちゃんと自分の影がある。

港も大きく改装されている。






海もエメラルドグリーン・・・やっと八重山の海と空である。

中心の集落を抜け、コンドイビーチへ。

晴れているウチにビーチに行きたい・・・と思いつつ歩いていいるので自然と早足になる。

30分弱でビーチへ。















イメージどおりの風景があった。

良かった。






満足して中心部に戻り、以前泊まった新田荘まで行ってみた。
新田荘の玄関ある大きなシーサーでモデルの撮影をしていた。

仕事のじゃまをしないように暫く眺めていた。
クルーも私に気づいたが、カメラバッグを持っているので、同業と見たか私に軽く会釈をして仕事を続けていた。
そのクルーと島のあちこちで鉢合わせした。
やはりこの島のもつ雰囲気は琉球である。













「竹の子」で八重山ソバを食べ。

そろそろ時間なので港に戻った。















港にある「竹富島」という標識には「西表国立公園」となっている。

八重山が一帯が国立公園であることは知っていたが、「西表」が冠してあるとは。

でも、その名前が一番ふさわしいかな。
わずか4時間ほどの滞在だったが満足した。

石垣島に戻ると曇っていた。

ほんの数時間の晴れ間だった。

西表島も晴れた空の下だったら、もっと印象が違ったであろう。

次に八重山に来るときは晴れてほしいものである。
来年の誕生日割引で八重山にリトライかな。

5月末、通勤電車で中吊り広告の一枚に目が止まった。
リクルート社の「じゃらん」(6月発売)の広告・・・それは新田荘の赤いシーサーの間で微笑んでいるモデルの写真だった。

2004.5.5〜7

 



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