１８話　たつんだチータス！

話は前回の続きから。前回のラストでようやく基地に戻ってきたぼろぼろチータスだったが、彼は何故か、再生ポッドに入りたがらず寝ているのだった。コンボイさんたちは首をひねる。そのうち、うなされるチータスの体に異変が起こる。そして、彼の部屋から響き渡る騒々しい物音にラットルが様子を見に来ると、そこには、例の謎の野獣が牙をむいていた。野獣はすっとんでってしまい、部屋の中には、チータスの姿のかけらも残っていないのだった。

一方、メガトロンの側が先に、その野獣こそは、Ｍチータスの進化した姿なのだと勘付く。そして、彼をやっつけようと出動するのであった。さて、そのチータスはというと、ふと、正気に戻り、また元の姿に戻っていた。当人は、すっかりまごつく。なにしろ、その間の記憶はろくなものじゃあないのだ。彼は、それを夢なのだと自分に言い聞かせることにした。一方、サイバトロン基地では、彼の安否について勝手な憶測が飛び交うなか、デプスチャージがやってくる。コンボイさんに呼び付けられたエイは、不機嫌そのものだったが、怒りを露にするコンボイさんに、前回何があったのかをようやく語り出す。

ところで、サイバトロン基地には、ひょっこりチータスが戻ってくる。例のけものは倒したと必死でごまかすチータスに、亡骸を確認しなくてはな、とコンボイさんは無情に彼を連れ出し外に出た。ところが、そこに敵襲、コンボイさんは不意打ちを食らって（またかよ（＾＾；））倒れてしまった。またもや体が変異し苦しみだすチータスの前に現われたのは、追手、Ｍダイノとワスピーター。絶体絶命のこのピンチに、チータスは、Ｍチータス２（メタルスチータスツー）に変身、ワスピーターを簡単に倒しＭダイノとも互角の戦いぶりをみせる。コンボイさんは、それを見て、「援軍を頼む」と連絡したそばから、「いらないかも。」とつぶやくのだった。

（結局）やってきた援軍の姿を見ると、Ｍダイノは捨てぜりふを吐いて去っていく。サイバトロンたちは、猛獣と化したＭチータス２を取り囲んだ。取り囲まれた側は、うなり声をあげておびえまくる。コンボイさんは、ようやく彼をなだめて、無茶なトランスメタルス化で自分のコントロールを失っていたチータスを助け、Ｍチータス２はやっと自分の新しい体に慣れはじめるのだった。

さあて。基地に戻ってきたＭチータス２は、うっとり自分の姿に見とれていたが（彼、こういうの多いよなあ（笑））、そこにブラックウィドーが現われる。彼女は、彼の姿をほめるが、その腹には、ある計画が芽生え始めているのだった。

チータスメタルス２になる！の回、というより、コンボイさんとチータスの関係について終始している回である（笑）。チータスの部屋にコンボイさんとのツーショットの写真があったり（ウィドーちゃんのもなぜかあったが）、コンボイさんがチータスについてそらっとぼけるエイの旦那に感情むき出しにしたり、おびえているＭチータス２にコンボイさん手を差し伸べてやったり。（しかも、その手は癒しビーム発生！かのように優しく光っているのだ（謎）。）　どうやら、コンボイさんはこの最年少の仲間をとりわけ心配しているらしい。それでもって、チータスの方もコンボイさんに傾倒しているらしい。ちょっと変わったとりあわせの回である。

ここらの回のみものは、毎回異なる「ワスピーターやられ方講座」（笑）。ちなみに今回は、「味方のＭダイノに先輩かぜを吹かせたのでこまぎれにされるの巻」。ついでにそこからの復活は数分後という迅速ぶりだった（＾＾）。　

前へ

戻る

次へ