7話 え?かおが?

 

話は前回の続きから。出現したエイリアンの銀色ドームから発された光で、みんなのびていたが、メタルスのメンバーだけはさっさと気がつくのだった。そのなかでも、MメガトロンはMタランス、クイックストライクを従えてドームの中に入っていく。ついでに、バリアーを貼ってコンボイさんらが追ってこれないようにするのだった。

そして、探検隊は、エイリアンのものと思われる建造物の、奥深くへと進んで行くのだった…、と、クイックストライクはこの後川口ひろし探検隊風ナレーターに終始する(笑)。エイリアンのドームの中はなんとも不気味な雰囲気だった。その中心の、コントロール装置をタランスがいじると、インターフェースがあらわれた。そこに、メガトロンがディスクをはめると、さあ大変だ。メガトロンは変てこな光の柱に飲み込まれてしまうのだった。

さあて。お外のMコンボイさんとMラットルは、爆弾でバリアを吹き飛ばして侵入を試みる。たちまちはじまる、サイバトロンとタランス・クイックストライクのどつきあい。「そのとき、激しい揺れが。(笑)」 例のドームが上昇を始めたのだった。しかも、そこからは緑色のとりもちビーム(謎)が放たれ広がっていく。あわてて、ラットル君だけかがんでそれから身をかわすのだが、残りの連中、コンボイさんも含めたデストロンの連中たちは、宙に浮きあがってしまうのだった。おまけに、例のドームには、メガトロンの顔が浮かびあがってくるではないか。メガトロンはドームの制御に成功したのだった。そして、メガトロンは散々の裏切りもの、タランスだけすとーんと地上に落っことすと、残りの連中をドーム内に収納した。

ドーム内、では、コンボイさんが宙づりにされており、残りのデストロンはメガトロンの命令を受けて行動を開始した。ところで、こちらはサイバトロン基地。基地では、サイと恐竜の旦那が再生カプセルからようやく出てくる。そこに、ラットルと、何故かやってくるタランス。タランスは、自分にスキャナーを使わせるよう要求するのだった。みんなは、いろいろ言うが、結局、タランスにスキャナー操作を任せることになる。で、さすがはタランス。いままで発見できなかったエイリアンのドームに加えて、セイバートロン星に帰るために必要な、「トランスワープセル」をワスピーターらが運んでいることまで見つけるのだった。

一方、とっつかまったコンボイさんと、メガトロンは、意見の相違でもめていたが、ぶらさがっているコンボイさんの方が分が悪いのはいうまでもない。そこに、サイバトロンの急襲。みんなてんでにドームに攻撃を加えだす。たちまち、始まるどつきあい。そのなかにただ2人戦いに加わっていない者があった。それは、タランスとラットルだったのだ。タランスは、メガトロンの野望さえ阻止すればよかったので、ラットルにコンボイのいる方向を示すとさっさとどこかへ消えてしまった。残されたラットルは、コンボイ救出に成功する。また戦いだ。ゴリラと恐竜は激しく空中戦を行う。もめあいながら、ゴリラはコントロール装置を破壊するようラットルに言い、装置はどかん。すると何故か自爆装置が作動するのだった(笑)。ひそかにドームからエイリアンの情報を奪っていたタランス始め、中の連中はあわてて退散。ドームは、宇宙に帰ろうとしたところで、爆発してしまった。その模様を見上げながら、チータスはいなくなったエアラザーとタイガトロンを思い、コンボイさんはまた会えるさと確証のない断言をするのだった。

 

2話もかけて、なんだかよく分からない話をやってくれましたなあ、という感じもするが(^^;)。ともあれエイリアン撃退作戦成功その1である。エイリアンの装置はいつも有機的でどうにも気色悪い。よくぞあそこまで気色悪い質感がだせるものだ。

ところで、コンボイさんの確証のない断言は、この後、10話以上も経過してようやく真実となる。そのあいだ、ずぅっとエイリアンにとっ捕まっているなんて、エアラザーとタイガトロンは本当にかわいそうだ。いったい、彼らが何をしたっていうんだろうか。

なお蛇足ながら、この回のゴリラVS恐竜の空中戦はたいへんな迫力でお勧め。ゴリラさんがボードの後ろにちょこんとラットル君を乗せて、飛んでくシーンも個人的におすすめです(^^)。

 

 

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