3話 よみがえれコンボイ

 

話はまたもや前回の続き。新しく、シルバーボルトとクイックストライク、さらに復活したメタルスタランスを加えたデストロンを迎え撃つは、メタルスラットル、ダイノボット、メタルスチータスの3人である。(ライノックスは、いい旅夢気分でお寝んねしているのだ。)

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荒れ地の真ん中では、圧倒的数の差によって、一方的どつきあいが始まっていた。温厚派のシルバーボルトは、サイバトロンに降伏を勧めるように言うし、戦闘派のぎっちょんちょん(クイックストライク)はもっといたぶるようメガトロンに提案するが、メガトロンはというと、今度こそお遊びなく相手を叩きのめすつもりだったのだ。

ところかわってデストロン基地。戦闘中のタランスは、ひそかに基地内に残るブラックウィドーを強制的に操り、ゴールデンディスクのバックアップを捜すよう言う。一方、戦場から離れたサイバトロン基地からは、美しいピンクの光が宇宙へと立ち上っていた。ライノックスは、自らの生命を危険にさらしながらも、その意識を「もうひとつのマトリクス」という空間内に進ませていたのだった。

ワスピーターとシルバーボルトは、(まあ、お互い内心いろいろ思いながらも(笑))、そのサイバトロン基地破壊を目指していた。が、そこにサイバトロン3人が追ってくる。その後からはデストロンの残りも追ってきていた。

一方、ブラックウィドーはようやくバックアップを見つけた。と、そのときタイミングよく、彼女を操るタランスがぺしゃんこになっていたので、彼女はさっさとデータを自分だけのものとし始める。そして、タランスが正気に戻ったときには、実に適当につじつまをあわせてデータがなくなったなどと報告するのだった。

 

さてさて。両軍のどつきあいは、倒れたシルバーボルトを、サイバトロンの3人が見下ろす形でいったん収束する。ダイノボットは、さっそくやっつけようとするが、残りのふたりがすかさず止める。「コンボイだったら、やらねえぜ」というわけだった。

さあて。基地内のライノックスは、ようやく目を覚ました。とそこに、デストロンの総攻撃が始まり、シールドはついにぱらぱらと崩れていく。夜が明け、ぼろぼろのサイバトロンの全滅は、もはや時間の問題だった。と、突然武器を構えていたメガトロンが吹っ飛ぶ。いったい何が起こったんだ! そこには、ライノックスの大健闘によって復活した、ゴリラ顔200%アップの、メタルスコンボイさんが、立っていたのだった!!!

コンボイさんは、たちまち敵を粉砕すると、飛んで逃げ出したメガちゃんをのりのり!で追いかける。出番がいまのいままでなかったので、相当ストレスたまってたんだろうな。ありゃあ。ま、それはともかく、コンボイさんは危機一髪のめにあうが、そこを再生したシルバーボルトに助けられる。そのシルバーボルトはサイバトロンに混ぜて欲しいとコンボイに頼み、コンボイさんは歓迎するのだった。

そして、サイバトロン基地。コンボイさんは、いろいろな問題を前にしながらも、まずラットルに自分の部屋のリカちゃん人形を片づけるように言う。何故だ(笑)。一方、デストロン基地では、言葉たくみに、ゴールデンディスクにバックアップまでダイノボットが壊していったことを、いけしゃあしゃあとブラックウィドーがメガトロンに報告していた。

 

なにより、コンボイさんが復活してよかったな☆ しかし、スパークまでばらばらになったという彼が、どうやって、復活したのかは未だに私には良く分からない。ライノックスが、復活のための抜け道を示してやった(らしい)ことは分かったが、でもなんで、それがあると、存在しなかったボディまで出現(それもメタルスで)して、しかも即戦闘できる状態でばっちり復活できるのだ。なんだか映像の美しさに気を取られてしまっているが、どうもいまいち良く分からない回だというのが率直な感想だ。

(追加。 なんでコンボイさんのボディーが出現したのか長らく謎に思っておりましたが、これは、前回に発見された「空」ポッドが、スパークこそ空だったもののボディーとなるべきなんらかのもんが、入っていてそれがコンボイさんのお体となって復活したらしいです。なるほど。)

 

それにしても、ラットルがダイノボットを乗っけてタクシーやるシーンは、いつ見てもいいね☆ もっとやって欲しいや。

 

 

しかしどう考えても。顔といいカラーリングといい正義の味方のそれではないぞ。メタルスコンボイさんは(^^;)。

くわ〜っ

 

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