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  戦え!超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス  
キャラクター紹介

 サイバトロン(だいだい)  デストロン(おおまかに)  その他 


 CYBERTRON・サイバトロン 

Pコンボイさん(パワードコンボイ)
声:子安武人

初代コンボイ司令官のスパークを、一時避難のために自分の体にぶちこんじゃったので、そんな姿になってしまったサイバトロンのリーダー。いちおう、ゴリラの名残りを思わせるものに変身する。

前々から感じていたが、リーダーとしてはやや問題ありだ。仲間に対する扱いにかなり個人差がある。特に、後からやってきたデプスチャージに対する態度は冷たいものがあるように思う。

いまだにタランスの秘密兵器をまともにくらってあげることが多い。

電気ネズミ(メタルスラットル)
声:山口勝平

コンボイさんが、エイリアンの兵器につっこんじゃったとき発生した「クォンタム・サージ」を浴びてメタルス化したラットル君。性格などは変化がない。一応、メカネズミに変身するが顔が非常に恐い。

ビークルモードではタイヤが現われすっとんで行ける。その背にダイノボットなどを乗せてタクシーを気取ることも多い。でも、その相棒ダイノボットを失ってからは、お気に入りのライノックスと基地でお留守番していることも多かったような気もする。

ほんのすこし、メタルスになってから性格が丸くなった、かもしれない。(単にもっとあくの強いのが増えたからかもしれないが。)

 

メタルスチータス
声:高木渉

チータスが、やっぱりクォンタム・サージを浴びてメタルスした姿。(ちなみにこのあと再び彼はメタルス化が進む事態に遭い、メタルスチータス2となる。)メタリックでつるんとしたチーターに変身する。「チータスジェット」で空も飛べるようになった。

ほんのいっときブラックウィドーに関心があったようだが、すぐそんな感情も忘れてしまったようだ。やはり、リーダーコンボイへの関心というか、敬意のほうが強いらしい。そのためか、メタルス2になったばかりで安定しなかった時はコンボイさんの助けによって制御を取り戻した。

ダーダ恐竜(ダイノボット)(右)
声:藤原啓治

コンボイさんがエイリアンの兵器に突っ込んでおなくなりになってしまっていたので、復活するまでたいへん頼りになる戦力となった。クォンタム・サージでメタルス化することはなかったので、普通の恐竜に変身する。性格はやっぱり前とおんなじ。

と、思ったら、中盤は「ゴールデンディスク」をめぐってかなり苦悩することになった。一度はサイバトロンをやめることまで考えた彼だが、やはり最後までサイバトロンの戦士としての誇りを通す。

メタルスラットルとのじゃれあいはもはや日常のことと化しているが、彼との友情はますます(お互い認めないだろうけど)深くなってきているように思われる。彼の背中に乗っかるのもどうやらひそかにお気に入りのようだ。

ライノックス(同左)
声:中村大樹

メタルスになりたかったらしいが、なれなかった、サイに変身する戦士。戦士としても強力だが技術者としての活躍も依然目を見張るものがある。おなくなり状態になっていたコンボイさんを復活させたのは彼。他に、妨害により失敗こそしたがブラックウィドーのサイバトロン化も試みている。

どんどん出番がなくなってくるなーと思っていたら、最後のどたんばで、すごい活躍をみせて未来を守った。普段は温厚で目立つことはないが、いざというときになればなるほど、俄然頼りになるおっさんである。いろいろと、ぶっ飛んだ行動にでた仲間の実際的・精神的フォローにまわることも多く、サイバトロンの要という感じがする。

ぱたぱた犬(シルバーボルト)
声:岩田光央

始めの頃は、ぱぱぱ〜んという効果音(?)とともに現われるかっこいい戦士だったが、ブラックウィドーにめろめろになってからは、その影もなくなりほとんどただのおボケになってしまった。救命ポッドの異常によって、オオカミとワシとの2つの姿をスキャンして取り入れてしまい、形としては羽のはえたオオカミという姿に変身する。しかし、誰も彼をオオカミとは思ってない。みな、彼を、いぬと呼んでいる。

奇妙なですます言葉と、ウィドーさんとのやりとりなんかを見ていると、ときおり蹴りを入れたくなる。しかし、ブラックウィドーをサイバトロン側に連れてきた最大功労者であることに疑いはない。

その羽を抜いて武器とするあたりはとてもかっこいいのだが。

 

エアラザー
声:岩永哲哉

メタルス化を免れた、ハヤブサに変身する戦士。タイガトロンと共にクォンタム・サージの影響でそこかしこに落っこったんじゃないかという救命ポッドを探しに基地を出ていって、戻ってこなかった。

本来(原語版では)女の子だったため、途中とんでもない展開にちょっとなったが、これは致し方ないというものだろう。タイガトロンと共にエイリアンによって宇宙の彼方に拉致される。

タイちゃん(タイガトロン)
声:遠近孝一

白い虎に変身する、自然を愛する戦士。同じくメタルスにはならなかった。上記の通り、救命ポッドをさがして旅に出たが、戻らなかった。次に地球に戻ってきたときには、タイガーファルコンになっていた。

自然が大好きなあまり、偽の自然に施されたエイリアンの罠にことごとくはまってくれる困り者。頼むからこんな自然、怪しいな〜と感じて慎重になって欲しいものだ。

エイのおっさん(デプスチャージ)
声:梁田清之

元セイバートロンのコロニーO(オー)の警備隊長だったが、そのコロニーを全滅させた「プロトフォームX(エックス)」を追ってはるばる時空の歪みに突入し、地球の海底に着水することになった。エイに変身する。

とにかくエックスへの復讐しか彼の頭にはないようで、サイバトロンに協力しデストロンを倒すなんて考えはめったに浮かばぬものらしい。おかげで、サイバトロンではやや異質な存在として扱われている節がある。しかし、海中でめっぽう強い唯一の戦士なので、本意でないのに助けを求められることが多いのも事実だ。

それでも、エックスが攻撃範囲にいないときは、結構よい感じのおっさんだと思う。彼は、わざと復讐をいつも意識しているように感じられる。よっぽど、コロニーで凄惨なことがあって、その事を忘れたくないために自分を義務で縛っておきたいのだろう。仲間の無念のためにも。

タイガーファルコン(左)
声:遠近孝一

エイリアンによって、宇宙の彼方に拉致された、エアラザーとタイガトロンが、合体させられて生まれた戦士。結果として、はねの生えた白トラに変身する。

誕生当時は、エイリアン(ヴォーク)に意識を乗っ取られていたようで、サイバトロンの一員という自覚もなくただエイリアンの使者として舞い戻り暴れまわっていた。ヴォークが不運な事故でいなくなってからは、タイガトロンに近い意識を取り戻し、サイバトロンに復帰する。

どういう訳だか竜巻をおこしたり地割れを起こしたり、比類なきすごいパワーを持っている。でも、それを十分に敵に発揮する前に、やられてしまったのはなんとももったいない。

ふたりが合体すると声はどうなるのか?というのがもっぱらの関心事のようだったが、結局声はタイガトロンと同じだった。

クモねーちゃん(ブラックウィドー)
声:柚木涼香

後にメタルス化してメタルスブラックウィドーとなるが、やっぱり、クォンタム・サージではメタルス化することがなかった、クモに変身する女戦士。ご存知の通り、デストロンだったが、サイバトロンのシルバーボルトの執拗なアタックに根負けして、サイバトロンの方にやってくる。

もっともその後すんなりサイバトロンにとけこんだかというとそんなことは全然なかった。性格も相変わらずのままだったし。そのためかどうか、彼女は自らをメタルス化しようとして失敗する。そして、その作業を続けたライノックスの続けざまの失敗によって、一時は絶命したが、奇跡的にメタルスして復活した。ついでに生粋のサイバトロン戦士にもなった。

復活したあとは、ハンドパワーまで身につけてしまった。でも私は大好きだ☆

Mダイノボット(メタルスダイノボット)
声:藤原 啓治

メガトロンが作った故ダイノボットのクローン。クローンなのに、何故か骨状態だったので、かちかち歯を鳴らす恐竜の化石のよーな奴に変身する。そのさまは、一種異様。ロボットモードのときも、なんだかつぎはぎを思わせるデザインで、どこか、死者が無理に動かされているような感じを受ける。

ダイノボットのクローンではあったが、人格的には別人となっていた。そして、長いこと、強力にして残忍な敵としてサイバトロンを苦しめることになる。ちなみに彼は、ランページの不死身のスパークを半分にちょんぎられたのを埋め込まれて自分のものとしているので、ランページがなにかにつけてメガトロン様に逆らおうとすると、忠実なるMダイノボットは自分のスパークをぎゅうう、とおさえつけてみせる。すると、本来のスパークの持ち主ランページはとても苦しむのだ。そういう意味で、スパークを奪われて強制的にメガトロン指揮下に入らされているランページへの、切り札としての役目もあった。

ところが逆に、そのランページがいなくなってからは、残されたMダイノボットの方に変化が起こる。彼は、徐々にオリジナル・ダイノボットの、誇りの片鱗をみせるようになっていく。そして、最後にはすっかりその誇り高き戦士の精神を取り戻すのだ。

 

ドラゴンメガトロン
声:千葉繁

クォンタム・サージによってメタルス化して「空飛び恐竜」へと変身したが、その後さらに初代メガトロンのスパークを取り入れて、ドラゴンメガトロンとなった。真っ赤な炎を吐き、はたまた凍てつく氷のブレスを吐くドラゴンに変身する。めっぽう強い。

強いことは強いが、どうも、彼は途中から、とにかく歴史を変えることでサイバトロンを倒そうという考えしか浮かばなくなってきたようだ。まっとうに戦った方がよっぽど勝ち目があったように思うんだけど。それはとにかく、そのせいで、トランスフォーマーの先祖たちが眠る「アーク」に執拗な攻撃をかけるようになる。

それへの固執のせいかどうか、部下へのにらみはどうも甘くなり、タランスに裏切られまくったりウィドーちゃんに逃げられたり、クイックストライクにもいったん裏切られワスピーターには愛想をつかされた。メタルスでは、どうもお互い、リーダーに問題あったらしいですな。

ごっつんこ(インフェルノ)
声:三木眞一郎

ごっつんこという通称が定着しすぎていて、本当の名前を思い出すのが難しくなりつつある戦士。メタルス化はしなかったので、あいかわらず、アリに変身する。メガトロン様への女王アリへのような忠誠ぶりも相変わらずだ。

だが飛べる点でも、火力の点でも、サイバトロン側が相当に能力をあげてきたので、以前のような一方的な展開はあまりできなくなってしまった。そのせいか、彼はボケに磨きをかけるようになった(やや嘘)。

働きアリとしてのきびきびとした動きは健在である。

ぶーんぶーん(ワスピーター)
声:加藤賢崇

メタルス化しなかったので蜂に変身する戦士。とは、いったものの、彼は戦士というより、もはやただのやられ役である。ある時はばらばらに、ある時はぺっちゃんこに。なにもなくても勝手に一人でやられるくらいだから恐れ入る。ほとんど、「今日の彼はどんなやられ方をしてくれるんだろう〜」という、別の期待をさせてくれる奴である。

そんなやられ役人生に嫌気がさしたのか、終盤には、とうとう離脱を宣言。その直後にも、またやられていたのでどうなることやらと思っていたら、トランスフォーマーたちが去った地球で、原人たちの王様となって玉座に座って満足していた。恐るべきワスピーター。

ぎっちょんちょん(クイックストライク)(左)
声:飛田 展男

シルバーボルトと時を同じくして、隣同士で生まれた戦士。彼もまた、システムの故障で、コブラとサソリのふたつの姿をごっちゃにスキャンしてしまい、ヘビサソリとでもいった姿に変身する。

ちょっと小柄なせいか、あんまり、強いという印象は受けない。デストロン内でも、扱いはあまり高くないようである。本人もそれが不服で、1,2度タランスにそそのかされてメガトロンを裏切った。しかし、タランスほど度胸のすわっていない彼は、またすぐメガトロンの下に戻るのだった。

ぎっちょんちょんでぶら〜という謎の言葉をよく発し、本来の口とコブラの口でしゃべってみせるが、両者にあんまり(というか全然)違いはないようだ。

うひゃひゃグモ(メタルスタランス)
声:長島雄一

ビーストウォーズ最後の方で、ばらんばらんになってしまった彼。しかし、ウィドーの精神を乗っ取れる力を残していたために、彼女に強制的に協力させ、メタルスタランスとして復活を遂げる。というわけで、メカグモに変身する。

ビーストウォーズの影の主役。いつも地下に秘密基地をこしらえては、事態の先手先手を取っている。リーダーのメガトロンにはいい加減愛想をつかしている。そして、ジャガー来訪の折り、はじめて、自分がメガトロンらとは派閥の異なる、「3バカ長老」の派閥のデストロンであったことを明らかにする。

そしてたぶんそのために、「アーク」に眠っているとされるトランスフォーマーたちの先祖たちも、彼にとっては先祖ではないらしい。それで、アークをふっ飛ばしてサイバトロン・デストロンすべてをいなかったことにしてしまおうなんてぶっそうな事も後にやるようになる(これは未遂に終わるが)。さらには「アーク」に対するデストロンの戦艦、「ネメシス」まで発見しておきながら、不意にヴォークの侵入を受け、そのうえ爆発までしてしまうことになってしまった。

 

カニ(ランページ)
声:檜山信之

何故か広島弁をしゃべる、威勢のいいカニに変身する。もとは、セイバートロン星の実験室で、不死身のスタースクリームのクローンとして作られた。だがその試みは大失敗。彼は手のつけられない戦士となり、ひとつのコロニーを全滅させてしまった。そのため捕らえられ、宇宙の果てに捨てられる運命が待ち構えていたが、運命のいたずらで、メガトロンの指揮下に入ることになった。彼に不死身のスパークを取り上げられてしまったため。

なおそのコロニーの生き残り、警備隊長だったデプスチャージとは、ランページが、「プロトフォームX」と呼ばれていた頃からの因縁の間柄。このふたりは、宿敵という関係を超えている。ランページはデプスチャージのちょっかい(本人は真剣なのだが)を楽しんでいるそぶりさえあるのだ。最後は、デプスチャージによって死ねない運命から解放されることになった。

テラザウラー
声:飛田展男

コンボイさんがエイリアンの兵器に突っ込んだとき発生した「クォンタム・サージ」の衝撃波で、デストロン基地内のマグマだまりに落っこちてしまった。その後の消息は困ったことに不明。

スコルポス
声:遠近雅

メガトロン様に、無条件に忠誠を誓っていた数少ない部下のひとり。なのに、テラザウラーと同じく、クォンタム・サージの衝撃でマグマに落っこちてしまった。そのうちどこかに流れ着くか、活火山から放り出されてくるのではないかと私は思っている(笑)。

 

ジャガー
声:森川智之

「いまどきカセットテープに変身!」する、メガトロンとは異なるデストロンの一派の、「3バカ長老」から派遣されてきた恐るべき使者。メガトロンも含めてデストロンをやっちゃうことを考えていたが、メガトロンによって考えを変えて、さっさとサイバトロンの敵の方へと寝返った。しかし、ラットル君の爆弾で、乗ってきた船ごと吹っ飛ばされてしまった。

 

トランスミューテイト
声:池澤春菜

恐らくは救命ポッドの異常のため、本来の姿でポッドから出てくることができなかった、異形のトランスフォーマー。何に似ているとも言えない。変身もできなかった。

不思議な能力を持ち、ピンクの光を発し辺りのものを圧倒する。デストロンのランページにえらく気に入られ、また温厚なサイバトロンのシルバーボルトにも友情を向けられるが、その狭間にあって、どちらにつくということもできず、爆発してしまう悲しい運命が待っていた。

エイリアン(ヴォーク)

太古の地球のあちこちに罠をしかけ、はたまた宇宙の彼方にエアラザーとタイガトロンをさらった不可解な異星人。異星人といったが、星に住んでる様子もなく、星雲といったところに漂っているという方があっている。実体も、あるのかどうかよく分からない。

「ビーストウォーズ」最終回で、惑星破壊プログラムを実行に移したのに、地球は無事だし、そこではまだどつきあいがなされていると知って、捕らえてあったタイガトロン・エアラザーを合体させたタイガーファルコンの体に乗り込み地球にやってきた。それが災いして、タイガーファルコンがタランスに捕われの身となったとき、タランスへの憑依を試みてタランスともども爆発することになってしまった。

ちなみに2人(2体?)いたが、能力はともかく、考察力はそんなにないような感じがした。なんだかその場のいきおいで行動しているかのようである。

原始人

太古の地球に住む、人類の先祖。彼らの中でも、特にウナとチャックと名づけられた兄妹は、トランスフォーマーたちと縁が深い。サイバトロンたちとは友達のようであり、デストロンからも何かと被害を被ることが多かった。

ダイノボットによって「武器」を与えられてからは、逃げ回ってばかりいないで、連携よくデストロンを追っぱらうまでに成長した。岩山をくりぬいて住居とし、何十人かの集落で暮らしているようだ。

参考:『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス大百科』(ケイブンシャ)

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