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■  トランスフォーマー・ビーストウォーズ  
キャラクター紹介

 サイバトロン  デストロン  その他 


 CYBERTRON・サイバトロン 

コンボイさん コンボイ (司令官コンボイ) 
声:子安武人

ゴリラに変身する、かつてない画期的な主人公(たぶん)。
ゴリラなのに、なんで他の連中のように「ゴリラス」とか「ゴリラル」とか言わないのかというと、トランスフォーマーサイバトロンの司令官はそういう名前になることに大抵決まってるからである。

この謎の星に落っこちて来た当初は、部下たちからの信頼とか敬意だとかと全く無縁で、部下どもに振り回されて大変そうであった。もっとも当人も、結構我を通していた。

「コンボイジェットオン!」のかけ声一つで、ぼーんと飛んでっちゃうところは、いつ見ても爽快である。

 

※ちなみに、(いわゆる初代「トランスフォーマー」の、トレーラーにトランスフォームする)コンボイ司令官が、ゾンビやらなんやらを経て、とうとうゴリラになったのか! ということではない。彼は、まったくの別人。ただ似ているだけなのでご安心を。(原語版では初代コンボイ司令官とは名前も違う。)

チータス チータス 
声:高木 渉

チーターに変身する、なにかと面倒に巻き込まれるサイバトロン。
結構単純な奴で、自らダイノボットの口車に乗ったりしているので、その責任は当人にあると思うが。

そしてたぶん、サイバトロンの連中のなかで、唯一、コンボイさんを心配している部下。
単に、他の連中が司令官を司令官とも思ってないという言い方もある。
意外と、ライノックスとは別のところでぶっとびやすいサイバトロンの要であるのかもしれない。

ただやっぱり本人もぶっ飛びやすいかなあ。

ラットルくん ラットル
声:山口 勝平

ねずみに変身する、お調子者。
暇さえあればしりとりを始め、たとえ一人きりでもしりとりをする。
基地のコンピューターとカードゲームをやってたこともあるから、根っからのゲーム好きなんだろうか。

爆弾の専門家ということで、常にロボットモードでは腕の中に爆弾をしまっているようだ。
危険ではないんだろうか。また、一番サイバトロンで体重が軽いため、コンボイさんの背に乗っけられて移動することも多い。

文句の多い困ったねずみさんだが、実は友達思いで仲間思いである。
なにかと、もとデストロンのダイノボットにくってかかることが多いのも、仲間を心配する裏返しの行動なのだろう。

ライノックス ライノックス
声:中村 大樹

たぶん、サイバトロンの副司令官というか副指揮官。
サイバトロンの副指揮官の印象が薄いというのはだいたい伝統だけど、彼もおよそその通りながら、デストロン変換器にかけられデストロンになっちゃった時とか、ぶっ壊れポッドからエアラザーを助けるときとか、くしゃみでひどい目にあうときだとか、なにかあるといきなり主役になるという変わった存在である。

気は優しくて力持ち。そのうえ発明家。サイバトロンの基地の防御システムサイバガードを制作した。

サイに変身するが、そのとき、誰より気合を入れて身を震わせて変身している(ように見える)。ちょっと恐い。

口裂け恐竜 ダイノボット
声:藤原 啓治

この星に墜落した当時はデストロンだったが、宇宙空間でサイバトロンにとどめをささなかったメガトロンに業を煮やし、彼を倒しリーダーになろうとしたがやられたため、リーダーとしてサイバトロンになると言ってやってきた戦士。
もちろん、リーダーにはなれず、結局いつの間にか、サイバトロンとして居着いてしまった。

戦士としての誇りが高すぎるんだろう。もとデストロンということを除いても十分トラブルメーカーである。

はじめは、戦いに勝つことこそが第一で、仲間の事は2の次、3の次だったが、だんだんそうでもなくなってきたようだ。

タイガトロンの旦那 タイガトロン
声:遠近 孝一

話の途中から加わった、トラに変身する隠密戦士。
ポッド落下の衝撃で、自分がサイバトロンかデストロンか分からなくなっていた。
ただ、それが分かった後もサイバトロン基地で過ごさず、友達のトラさんと自然の中で暮らしている変わり者である。

頼りになるんだか、ならないんだか、案外微妙な存在だと思う。
ついでに、「隠密モード」と自称して、抜き足差し足をやっちゃうようななかなか愉快な旦那でもある。

タイガトロンの場合、自然の中で暮らしているというのが全行動に影響しているようで、怪しげな浮島にやってきても、ひとりくつろいでいたりする。
罠だらけのうえ謎の武器まであるぶっそうなところを、楽園と思えるのは彼だけに違いない。

エアラザー エアラザー 
声:岩永 哲哉

中盤で登場した、ハヤブサに変身するサイバトロン。ポッドの故障であやうく消えちゃうところを、ライノックスの奮闘で助かった。
彼の登場で、サイバトロンでは空飛びゴリラとエアラザーと、空を飛べる者が2人になって、デストロンの空中攻撃にだいぶ互角に戦えるようになった。

生まれてすぐの時に、テラザウラー相手に一歩も譲らず、「生まれたばかりのくせに生意気ざんすね〜」と言われたが、その後も結構生意気だったので、単に性格だったらしい。

ロボットモードはビーストウォーズのトランスフォーマーの中で、一番きれいだと思う。
本来(原語版)は女の子だったのだが、日本版ではいきなり男の子(の声)にされてしまったという謎の経歴を持ってたりもする。


 DESTRON・デストロン 

メガちゃん メガトロン (破壊大帝メガトロン) 
声:千葉 繁

デストロン軍団のリーダー。ティラノサウルスに変身する。なんというか、歴代のデストロンのリーダーの中で、恐らくもっともおちゃめな方である。とはいえ、サイバトロンに対する容赦のなさは、さすが破壊大帝の名に恥じない。

文句なく、桁違いの強さを持つが、それでもサイバトロンを一掃できないのは、サイバトロンの健闘というよりは、ほとんどの部下が彼を尊敬してなくて裏切り癖を持つせいだと思われる。なんでそこまで嫌われるのか。たぶん、デストロン基地のコンピューターナビ子ちゃんと、懇意なのがみんなの癪に障るのだろう(嘘)。

ことあるごとに、デストロンを裏切り、サイバトロンとなったダイノボットを「脳みそ3g」などと呼んでつけ狙っているが、自分も同じ「脳みそ3g」タイプの恐竜であることは、念頭にないらしい。

スコルポス スコルポス
声:遠藤 雅

メガトロン様に、(たぶん)唯一忠誠を誓っている、サソリに変身するデストロン。一応、副指揮官ということらしいが、あんまりそれに見合った活躍をしているともみえず、またその待遇も受けていないようである。

非常に、ざっくんばらんな不良少年のよーな言葉づかいと、「オラオラ〜」という口癖が特徴的。また、右はさみ、ないし左はさみからサイバービーというマシン*(後述)を飛ばして攻撃することもできる。

全国のお母さんに「サソリだから気持ち悪い」と嫌われていることを、たいへんに気にしているらしい(笑)。もっとも、本人にはそれほどこたえてもいないようだが。

 

テラザウラー テラザウラー 
声:飛田 展男

甲高い声で、「かぁーっ」と叫び、空中を舞う真っ赤なプテラノドンに変身するデストロン。何故か(確か)おそ松くんに出てくるイヤミの口調にかなり似ている。ただし、だからといっておフランス帰りと言うわけではもちろんなさそうだ(笑)。

なにかというと、デストロンのリーダーの座を、メガトロンから奪おうと画策し、実際実行にも移して幾度か成功もしているのだが、長続きした試しがない。弱いものにはあくまで強気、強いものには弱気になるその根性が、誰も彼についていこうという気にさせないのだろうか。

特に、彼がリーダーに(一時的にでも)なると、メガトロンを崇拝してやまないスコルポスがなにかと行動を起こすので、そのへんはちょっと見物だと思う。どうにも、彼は根性のひん曲がった奴という印象だが、その割りには憎めない。どっか抜けてるところがあるせいかもしれない。

ワスピーター ワスピーター
声:加藤 賢崇

一番やる気のなさそうな、蜂に変身するデストロン。だがその割には、なにかあるごとに相手を生意気と考えている。自分が、実力相応に扱われていないと思っているのかもしれない。

メガトロンに不平のあるところは、テラザウラーと一緒なのだが、彼との最大の違いは、行動に移したりしないところだ。賢いのか、度胸がないのかは微妙なところである。

飛び抜けて活躍することもない代わり、ずたぼろにされるようなことも(そんなに)ない。ただし、スタースクリームの幽霊に体をのっとられた時だけは例外で、このときは体のみが大いに活躍した(笑)

タランス タランス
声:長島 雄一

非常に性格の悪い、変態グモ。もちろん、クモに変身する。性格は粘着質で陰険。かなり、いいところはない感じだ。だがその技術力、科学力はデストロンで1,2を争うものがあろう。

リーダーであるメガトロンにはあんまり(というか全然)忠誠を誓っている風はないが、見かけ上は、まあまあうまくやっている(と思う)。しかし、その陰湿な性格のためか忠誠のないためなのかは分からないが、よく、デストロン基地ではなく自分だけの秘密基地でひとり活動している。

ウヒャヒャという笑い声といい、やることといい、出てくるだけでもかなり不気味なやつである。他の仲間からも、どちらかというと距離をおかれているような気がする。はっきりいって、嫌われてるんだろうな。

ブラックウィドー ブラックウィドー
声:柚木涼香

デストロンのコンピューター、ナビ子ちゃんを除けば、唯一の女の子。ただし、女の子だからって甘く見てはいけない。

本来はサイバトロンの一員となるはずだったのだが、衛星軌道をまわるサイバトロンの「救命ポッド」が落ちてきたとき、これをデストロンに奪われたため、デストロンとなって話の途中から参加した。タランスの趣味により、彼と同じクモに変身する。

わがままで冷酷でおっそろしい性格なのだが、反面頭は非常にきれる。もっとも、デストロン側で脳みそを使っているのは、彼女と、タランスぐらいな気もするが。しかしそれゆえに、メガトロンからはとびきりマークされている。もっとも、それを適当にあしらっているあたり、さすがというべきだろう。

ごっつんこ インフェルノ
声:三木眞一郎

ビーストウォーズ(メタルス以前)では、もっとも後に空から降ってきて、戦いに加わった、アリに変身する過激な戦士。

彼もブラックウィドーと同じく、本来サイバトロンとして生まれるはずだったのが、先にタランスに回収された結果、デストロンとして生まれた。彼の悪巧みにより、3匹目のクモロボットになるはずが、幸か不幸かアリの姿となって生まれる。

理性のかけらもなく、火炎放射器のような武器を振り回しては暴れまくる、危険きわまりない奴である。そのうえ、ロボットモードでは空まで飛べるので、まさに脅威だ。動作がやけにきびきびしているが、女王アリに仕える、忠実な兵隊アリのときの記憶が、いまだに彼を支配しているのだろう。いまは、リーダーのメガトロンを女王アリと思っているのか、彼に忠実に従っている。

サイバービー サイバービー

スコルポスの左はさみ(?)、ないし右はさみからでてくるロボット。たぶんハエ型。
左から出てきたときは、ウイルス爆弾でコンボイさんに取りつき、右からでたときはスパイマシンで映像を送ってきた。

何にしろ役立つ奴ではあるが、さそりのはさみからハエが出てくるというのはなあ(笑)

(追加: これは、ハエかと思ってたらハチなんだそうです(笑) お恥ずかしや。)


 OTHERS・その他 

蛇

ジャングルのなかにいる。目の見えないチータスに巻きついて肩をぐしゃぐしゃにし、かみついたラットルをかーるく放り投げ、そのうえぱくりとやろうとした。

変な虫 変な虫

岩の割れ目などの、暗いところに住んでいる。独特の音楽を伴って現れる(笑)。

 

トラ次郎 トラ次郎 (たしか、そんな名前)

タイガトロンのスキャン元。氷河地帯に住んでる白虎さんで、サイバトロンのポッドが落ちてきたとき、好奇心で近寄ってみたら、中から自分そっくりのロボットが出てくることになった。さぞかしびっくりしただろう。
タイガトロンと仲良しのようで、戦闘時以外は一緒に行動しているようだが、のち、それが災いして悲劇的な最後を迎えることになる。

参考 : 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス大百科(ケイブンシャ)

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