44-2.第1話「戦車戦隊 ゴセンシャー登場!」

密漁者発見!

ゴセンシャー出動願います!

一「よし行くぞ!戦車戦隊ゴセンシャー出動!

  みんな配置につけ!」

一「三号機と四号機は湖岸で援護!」

三「いつでも来いや!」

四「了解よ」

一「五号機は山頂で待機。

  当たると思ったら撃ってよし!」

二「外すなよ、坊や」

五「了解。と、俺は坊やじゃねぇ!」

一「俺と二宮は、

  水上移動用ユニット装備で行くぞ!」

二「熱くなるなよ、冷静にな。リーダー」

一「お、俺は冷静だ!

  おい、そこの密漁者!

  おとなしく指示に従え!」

密「お前らがあの黒十字さんとこを

  壊滅させたBEKとかいう奴らか!

  俺んトコはそうは行かんぞ!」

二「何だ? 

  底のハッチ開けて船底に潜ったと思ったら…」

一「気をつけろ! 何か出てきたぞ」

一・二「うわぁっ!」

密「フフフ、この『ギヨング』で

  黒十字さんの仇を取ってやる!」

グワッッッ!!!

密「うぎゃああああああぁぁぁ!」

二「何だ? 

  『ひょっとして「ギヨング」ってのは

  「ジオング」と「魚群」をかけたのか?』と

  つっこむ前にいきなりバラバラになったぞ」

一「待て! 何か空から降りてくるぞ!」

謎「はじめまして、ゴセンシャーの諸君。

  我々は君らの言う所の

  『ベテルギウス星系』からやって来た」

一「何? ベテル…何?」

二「おいおい、宇宙人かよ?」

ベ「君らも知る通り、ベテルギウスは赤色巨星で

  老い先が短い。

  で、移住先としてこの星を選んだのだ。

  しかし、我々は君らの美的感覚では

  『醜い』部類に属する。

  地球人のように差別意識バリバリの人類とは

  恐らく共存は不可能だ。

  だから侵略する事にした。

  その手始めにこの湖を制圧する。

  我々には大量の真水が必要なのでね。

  では、よろしく」

一「という訳だ。諸君。頑張ろうね」

二「おいおい本気で戦う気かよ?」

三「相手は宇宙人やで?」

四「大体こういう相手には自衛隊じゃないの?」

五「いいじゃないですか!

  昔っからこういうのに憧れてたんですよ!」

二「やれやれ、これだから坊やは…」

五「俺は坊やじゃない!」

一「お前らうるさい!相手が宇宙人だろうが何だろうが

  相手は琵琶湖を狙ってるんだ。

  琵琶湖は俺たちが守るんだ。そうだろ?」

二〜四「うぅ……」

五「ですよね!」

いきなり畑違いの戦いの中に放り込まれたゴセンシャー。

しかし、彼らの琵琶湖を愛する心が

どんな敵をも打ち砕く!

行け、ゴセンシャー!、戦え、ゴセンシャー!

続く

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