サインペンで 01年8月28日
我が家を訪れた義妹をスケッチしました。サインペンで描く:これは鉛筆以上に勇気がいります。瞬時に決断しながら線を選び取っていくのですから。でもやり直しができないのはかえっていいことです。
人物を描くと、見る人は必ず、絵が本人に似ているか似ていないかを言います。作者としてはそこだけを見られるのがちょっとつらい。でももしかすると、そこさえ見れば、いいか悪いかが誰にでもわかるのかもしれない。この絵もまだ本人には見せていないけど、どんな感想を持つかな。
似顔絵は僕の守備範囲ですが、こういうスケッチとは作業が異なります。どっちにしても、もっともっといい絵(上手な絵ではなく)が描けるようになりたいものです。
夏の終わりの日、気のおけない家族との何気ない語らいを、一枚の絵に記録しました。
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