「電脳日記」バックナンバー

(1999年11月)


MacOS 9のトラブル(2)(99.11.01)

●その後の調べで、昨日書いたトラブルのうち「CD-ROMから起動できない」のも「DHCP問題」であることがわかりました。とりあえず(1)LANケーブルを外したうえでインストールし、(2)コントロールパネルの「TCP/IP」を開き、(3)「DHCPサーバを参照」ではなく「手入力」でIPアドレスを設定すれば問題は回避できるそうです。しかし、OSの欠陥のためにこちらが余分な労力を強いられるのはイヤです。それではまるでWindowsではないですか(^^;。だから、AppleがDHCP問題を正式に解決するまで、MacOS 9を入れるのは見送ることにします。


NIFTY Managerを導入(99.11.01)

●PowerBook G3に、MacOS 9を入れてみました。LANケーブルはつないでいないので、インストールは問題なく完了しました。ただ、たまに「機能拡張マネージャ」あたりが挙動不審になるのが気がかりです。これはOSの問題ではないのかも知れませんが。今のところ、大きな問題は起きていません。もう少し使い込んでから、メインマシンへの導入を検討したいと思います。

●ところで、11月1日からニフティが「@nifty」になりました。それに伴い、今まで使っていたパソコン通信用のアクセスポイントが使えなくなりました。私はニフティ用に「ComNifty」を愛用していたのですが、接続用スクリプトを変更しないといけなくなりました。そこで思案の末、今まで毛嫌いしていたニフティ・マネージャー(略称ニフマネ)を導入することにしました。

●ニフマネを嫌いだったのは、初期のバージョンが死ぬほど使いづらいインターフェイスだったからです。しかし最近のバージョンはオートパイロット(自動巡回)もできるようになり、インターフェイスも少しだけ改善されました(^^;。アイコンや記号が何を意味するのかよくわからなくて苦戦しましたが、何とか設定を済ませ、オートパイロットで使えるようになりました。

●ニフティのフォーラムは毎日アクセスしているわけではないので、たまに使う分にはニフマネでもさほど苦になりません。ニフマネを使うメリットとしては、手動とオートパイロットが同じソフトでできることでしょうかね。それに一応「純正」ソフトですから安心感があります。とりあえずしばらく使ってみようと思います。


【Rugby】勝負は何が起こるかわからん・・・。(99.11.02)

●ワールドカップ準決勝第2試合は歴史に残る大波乱。フィジー、アルゼンチンに大苦戦し、これまで絶不調だったフランスがNZに大勝。はっきり言うと、NZは完全に相手をなめきってました。試合前に何と「決勝までの練習スケジュール」を記者団に配るという「なめたマネ」をしてました。この心のスキが最大の敗因でしたね。相手をナメたために負けるというのは本当に恥ずかしいことです。おかげで3位決定戦は南アフリカ×NZという、大変なことになってしまいました(^^;。フランスは準決勝でツキを使い果たした感があり、決勝ではいい試合をしてオーストラリアに負けるでしょう。

●同じ日、日本では明治大学が帝京大学に歴史的大敗。40点取られたのは30年ぶりだそうです。明治はFWの第1列・第2列がゴソっと(卒業で)抜けた上、一本目のフッカー、ロックがケガで欠場し、かなりFWが苦しい状態です。スカパーで再放送を見ましたが、明治は決して相手をなめていたわけでも手を抜いていたわけでもなく、選手はみなひたむきにプレイしていました。それだけに、FW戦で完敗したショックは大きいと思います。あれだけスクラム・モール・ラックで押されていたら勝てません。それにしても、あんなにFWが劣勢に立った明治は初めて見ました。大変珍しいものを見せてもらったという感じです(^^;。

●早稲田はたまに帝京や日体大に負けることがあるので、この時期に負けてもあまりショックは残らないのですが、明治はここ数年対抗戦では負けていないだけに、精神的なショックは大きいでしょう。しかし早明戦までにはきっちりと修正してくると思います(^^;。これでがぜん対抗戦グループが面白くなりました。慶應×明治、慶應×帝京は、今後の対抗戦の大勢を決める重要な試合になりそうです。もちろん早慶戦、早明戦も目が離せませんが(^^;。


【Rugby】オーストラリア、2度目の栄冠(99.11.07)

●注目のラグビーW杯決勝はオーストラリアが苦しみながらフランスを振り切り順当勝ち。91年の第2回大会以来、2回目の優勝を果たしました。フランスは準決勝で初めて「フランスの戦い方」を確立した感があり、今回も同じような怒濤の攻めを見せました。前半にフランスはディフェンスの裏にキックを上げてバックスが駆け込んでいくという同じパターンでトライチャンスがあったのですが、惜しくもノックオンでチャンスを逃しました。これがもし決まっていれば、最後まで大接戦になったかも知れません。

●結局フランスのトライチャンスと言えばこれだけ。あとは完全に押さえ込まれました。オーストラリアのディフェンスはラメゾンのドロップゴールを封じるため積極的に前に出てプレッシャーをかけていましたし、ディフェンスの裏に蹴り込むキックもフルバックの位置を工夫して対応していたようです。NZは準決勝でまったく予想だにしない攻撃をされたために対応ができなかったのですが、オーストラリアはさすがに対策をきっちり講じてきました。このようにしっかり対応できたのは、ひょっとするとNZのおかげかも(^^;。

●それにしてもオーストラリアのディフェンスは現時点で間違いなく世界最高です。TV観戦していて、「あっ、ブラインドサイドに人が足りない」と思うか思わないかのうちに数人がささっとディフェンスラインに回ります。一瞬「あっ、抜けた」と思うようなアタックもしっかり止めます。このディフェンスは芸術の域に達しています。今大会で奪われたトライはわずかに1つ。決勝トーナメントに入ってからはウェールズ、南アフリカ、フランスをすべてノートライに押さえました。凄い、の一言です。

●ワールドカップのおかげでだいぶ夜更かししましたが、楽しむことができました。すべてのチームに見るべきものがありました(日本以外は)。2003年の大会も期待したいと思います。


久々のやってもーた・・・(;_;)。(99.11.14)

●日頃のストレスが爆発し、ついにやってしまいました。ごめんなさい(謝ってどーする)。えっ、なぜこんなことをしたかって? 安かったし、このチャンスを逃したらしばらく買えないかと思ったから・・・(;_;)。

●とりあえず、買ったモノを順番に話すことにしましょう(^^;。まず、先週ソニーのICレコーダー(ICD-R200)を買いました。最長5時間録音でき、録音した音声データをパソコンに落とせる(※PC接続キットは別売)という優れモノです。これで、これから先すべての会議を録音します。キーワードは「日栄」、そして「東芝ビデオ・アフターサービス」です(^^;。気が付いたアイディアなどを記録するのにもいいですね(それが本来の使い方ですが)。ネットで探して一番安いショップから買いました。

●次に、メインマシンについて考えてみました。現在は8500をチューンアップして使っていますが、最近使える周辺機器が限られてきたので不満が募ってきました。しかしG4は新マシンの候補にはなりません。ADBが付いていないので、親指シフトキーボード「RBoard Pro for Mac」(リュウド)を使い続けている変態の私にとっては購入の対象にはなり得ません。RBoardのUSB版を待つという手もありますが、しばらくは無理でしょう。また、USB - ADB変換アダプターはちゃんと動いてくれないでしょう(現行のADBでも若干不具合がある)。

●そこで、ADBを搭載した最後のMac、青白G3を中古で買うというプランが現実味を帯びてきました。最近のアップルは在庫量の調整を行っているため、新品はすでにほとんどのショップで完売しています。しかし中古も出たらすぐに売れるらしく、どの中古ショップを回ってもあまり出ていないようです。非常勤先の武蔵野美術大の某研究室には青白G3が大量にあり、2〜3年後に中古で売ってくれないかなという大変虫のいいことを考えたりもしましたが、それは無理だということが最近わかりました(当たり前や)。G4が潤沢に供給されるようになれば、もっとG3の中古が出回ると思うのですが。

●そこで、中古・新品にかかわらずどこかに売っていないかと思い、ネットでいろいろ検索をはじめました。その時、とあるショップの記事が私を釘付けに・・・。(つづく)


やってもーた・その2(99.11.15)

●白状します。私が買ったのは青白PowerMac G3 400/DVDの英語版(輸入品)です。英語版でもハードは同じなので、日本語MacOSは動くはずです。そして安かった・・・。400MHzモデルはHDDがIDEで、安い大容量HDDが増設できる。しかもDVDなので、DVD再生キット(←最近、マジで買おうかと思っていた)を買う必要もなくなる。今の8500は研究室に持っていって使おうか・・・。これらの思いが頭の中をぐるぐる駆けめぐり、気が付くと私はクレジットカード片手に注文ボタンを押していました(^^;。

●しかし注文が済んでからよく考えてみると、現在の資産(周辺機器)を生かすためには、買わなければいけないものがたくさんあることに気がつきました。そこでネットでいろいろ検索(笑)。この日は土曜日だったのですが、次の日は秋葉原に行くことにしました。

●さて秋葉原ですが(笑)、久しぶりに行ったらカクタソ*マップとかラ*ックスデジタル館など、大型店舗が次々にオープンしていました。この時初めてiMac DV Special Edition(グラファイト)とiBookを見たのですが、両方かっこいい。特にグラファイトのiMacにはグラッときました。買いませんけど(笑)。いろいろ回りながら、どの製品を買うか死ぬほど悩みました。

●一番の問題は、シリアルポートを使用する周辺機器です。青白G3にはシリアルポートがありません。そこでアナログモデム(パソコン通信用)とプリンタの扱いをどうするかが問題になります。現在、3台のプリンタをシリアルポート切替器で切り替えながら使っています。メインのPSプリンタ(OKIのMicroline)は現在LocalTalk接続です。純正品のプリンタ専用Ethernetボードを購入すればネットワークプリンタとなり、PowerBookやThinkPadと共有できます。しかしEthernetボードはとても高いのです(暴利)。これを買うかどうかが、まず最初のポイントになりました。(つづく)


やってもーた・その3(99.11.16)

●で結局Ethernetボードは買うことにしたのですが、アナログモデムや他のプリンタをどうするかという問題があります。選択肢はいくつかあります。まずモデムポート(デフォルトは空き)用の純正内蔵モデム(実売価格15,800円)を買うこと。その場合、EPSONプリンタ用のUSB - シリアル変換ケーブル(プリンタドライバ付き:実売価格7,400円程度)を買わなくてはなりません。そしてSONY Cyber-Shotプリンターが接続できなくなり、現在使用中のアナログモデムが不要になります。もうひとつは、モデムポートにシリアルポートを追加するためのインターフェイスカード(同様の製品がいくつかある)を購入することです。この場合は現在使っているシリアルポート切替器をそのまま流用できるというメリットがあります。

●最初私は内蔵モデムを買った方が高速通信できるし、余ったモデムを研究室に持っていけるのでいいかと思いました。しかしよくよく考えてみると、研究室にはLANが入っているのでモデムを使う機会がほとんどありません。それに現在の28.8Kでもストレスなく使えているので、シリアルポート追加用カードを買うことにしました。某秋*館で「Stealth Serial Port for G3」(日本語版)が安かったので買いました。ちなみにこの製品の取り付けレポートがこちらのページに掲載されていますので興味のある方はご覧下さい。

●さてお次はSCSI機器です。これらを活かすためにはSCSIカードを買わなければなりません。安いWide SCSIにするか高性能のUltraWide SCSIにするかで迷いました。しかしUltraWide SCSIの恩恵を受けるのはHDDだけであるため、結局WideSCSIの方を買いました。

●もうこのへんになると完全に金銭感覚がマヒし、「持ってけドロボー」状態(←何が)になりました。そして怒濤のようなショッピングを繰り広げたのです。この日、秋葉原で購入した機器は次の通りです。

 ・OKI PSプリンタ用純正Ethernetカード
 ・OKI PSプリンタ用トナー
 ・Stealth Serial Port for G3日本語版
 ・Century CSAP-820UE/Mac(UltraSCSIカード)
 ・プロアトラスfor Macintosh首都圏(地図ソフト)

●えっ総額ですか? 計算してません(^^;。でも、当然ながらこれだけでは済まなかったんです(;_;)。(つづく)


突然! 売る。(99.11.17)

●秋葉原に行って周辺機器を買い込んできた帰り、浦和のドコモショップでPHSを機種変更してきました。新しい機種はパルディオ661Sです。旧機種(321S)と比べ、だいぶ軽くてスリムになりました。PCカードアダプタを使えばノートパソコンのPCカードスロットにそのまま挿せるので、データ通信をやる人にはお薦めの機種です。

●というわけで周辺機器購入の嵐になっているので資金が足りません。そこで!! 今回のシステム大幅入れ替えに伴って不要になる周辺機器を売ります。ただし対象は関係者に限ります(私の友人、尚美・非常勤先の学生、尚美の卒業生、教員など)。該当者の方でもし欲しい方がいましたら私までメールをください。

(1) PicPom TVチューナー(インタウェア)

 MacでTVを見るためのチューナー。対象となる機種はAVタイプのMac(例:Quadra840AV、PowerMac6100AV、7500、8500)か、同社のPicPom LC / NBを搭載したMac。テレビ端子を本体に接続し、本体とMacは「Sビデオ-IN」につなぎます。テレビを見ながらMacで他の作業をやるには最適。ソフト付き。8.6までちゃんと動いてました。定価は28,000円で、買った時は20,000円程度だったような。これをズバリ! 4,500円くらいでどうでしょう。

(2) Aterm IT55 DSU(NEC)

 有名なISDN用のTA(DSU内蔵)。ダイヤルアップルータを買ったのでいらなくなりました。新規にISDNを導入するという方にはお薦め。買った時は3万円以上しました。ズバリ3,000円で。

(3) (スキャナはやはり手元に残すことにした)

(4) Rio PMP300(ダイヤモンドマルチメディア)

 今回最大の目玉商品。MP3プレーヤーの草分け。メモリはデフォルト32MB(128Kbpsのビットレートでエンコーディングした場合、約30分。64Kの場合は1時間)で、スマートメディアで増設可能。Windowsパソコンのパラレルポートに接続してMP3ファイルの送受信を行う(Macには接続できない)。当然ソフト付き。約70gの軽量。新品同様。現在の実売価格(新品)は17,000円程度。これをズバリ!!(←くどい) 8,000円のご奉仕(笑)。

●よろしくお願いします。m(..)m


さらにどんどん買う。(99.11.19)

●ようやく8500から青白G3へのデータの移行が終わりました。MOをフル稼働させ、連日午前2時〜3時まで作業しましたが、こんなに楽しい思いをしたのは久しぶり(いやマジで)。青白G3はHDD6GBなのですが、これでは足りないのでいきなりツー*ップで20GB・IDE HDDをポンと注文。それからディスプレイの解像度の設定にやや難があるため、ナナオの純正ディスプレイケーブルも注文。連日銀行振込。18日には、ネットで注文していたUSB FDD、ソフトの「MacMP3」、「動物占い(CD-ROM版)」が届きました。もう完全に金銭感覚がマヒしましたが、おかげでかなりストレス解消しました。いま機嫌がいいです(^^;。

●新しいMacの使用感はかなり快適。DVDプレーヤーは地域コードの設定をしなければならないのですが、この設定はソフトウェアから行うので全く問題なし。さすがにTVモニタには及びませんが、再生はスムーズでかなりきれいです。ただ、CD-ROMの読み出しは少しのろい気がします(^^;。前に買ってあったUSBホイールマウスを付けてみましたが、問題なく使えます。親指シフトキーボードも今のところ問題なし。OSの起動も速いです。内蔵HDDもIDEなのに早い! 400MHzなのでDreamweaverがサクサク動く! MP3のエンコーディング速度もまずまず。たまに不安定になることもありますが、現時点では言うことなしです。

●・・・とほめちぎっていたらいきなりフリーズした(^^;。まだチューンアップの必要がありますね。またちょっといぢってみます。


さらにまたどんどん買う(^^;。(99.11.21)

●Dreamweaverは2.01にしてみましたが、まだ何かの拍子に止まります。注意して使う必要がありますね。ところで最近いくつかのCDをMP3化してみましたが、ビットレート64Kbpsでエンコーディングすると非常に音が悪くなることがわかりました。特にシンバル関連がフランジャーをかけたような、よれた音になります。容量は2倍になりますが、128Kでエンコーディングしないといけないようです。ますます大容量のHDDが必要になります。

●先日学会関連の会合があったのですが、少し時間があったので秋葉原に行ってUSBハブ(もちろんブルースケルトン(^^;)を買ってきました。この時某イケ*ョップでIDE・HDD(20GB)が非常に安く売られていて「しまった」と思ったのですが、後で調べてみたら自分が注文しているやつと違う機種だったので安心しました。HDDはまだ届きませんが、だんだん環境が整ってきました。

●思案して、先日売りに出したスキャナは手元に残すことにしました(買い手がつかなかったこともありますが(^^;)。そこでSCSIケーブルと、USBのコンパクトフラッシュカードリーダをネットで注文。これで既存の環境をほとんど活かすことができます。あとはTV/FMチューナーだけということになりますが、これはもう少し後になってから買うことにします(^^;。


懸案が次々に解決(99.11.21)

●昨日は新しいディスプレイケーブル(ナナオ V30)が届いたので古いケーブルと取り替えてみました。古いケーブルだとG3本体がディスプレイ(ナナオ F557)を「VGAディスプレイ」と認識してしまい、デフォルトで640×480のショボい画面になってしまうのです。それを「モニタ」コントロールパネルで直そうとしても非常に選択肢が限られる状態でした。新しいケーブルは古いやつと形状がまったく同じだったので同様の結果になるのではないかと危惧していましたが、取り替えてみると自由に解像度が変更できるようになりました。やはりケーブルによって違うんですね。

●きょうはツー*ップで注文していた20GBのIDE・HDD(IBM DPTA-372050)が届いたので、さっそく取り付けてみました。ジャンパピンによるSlaveの設定がよくわからなかったので、事前にアメリカIBMのWebページ(※日本のWebページにはジャンパピンの設定等は掲載されていない)で調べてPDF文書をダウンロードしておいたのですが、本体に設定例が書いてあるシールが貼ってあったので不要でした。

●取り付けはG3本体の英語マニュアル(※輸入品のため)を読みながらの作業でしたが、すぐに終わりました。そしてMacOSの「ドライブ設定」による初期化、MacOS 8.6Jのインストール(※万一のためメインHDDをOS9、サブを8.6にした)もまったく問題なく成功。ここまで約30分。内蔵の6GBと合わせ、HDD容量が合計26GBになりました。もう怖いモノなしです(何が)。データの移送もすぐに終わり、いろいろなソフトをインストールしたりして、あっという間に時間が過ぎていきました。ついでに部屋の中を掃除・整理し、だいぶすっきりしました。

●ところで、MacOS 9の「ドライブ設定」は劇的に変わりました。何とLinuxやA/UX用のパーティションが切れるようになりました。root用、swap用というメニューもあります。これは便利! でも今のところ、Linux用のパーティションは切っていません(^^;。

●それにしても、いったいいつになったら仕事をするのでしょうか(^^;。


OS9・最後の謎(99.11.24)

●先日購入したUSBのFDD(ドライブ自体はTEAC製、発売はヤノ電器)は、FDを挿入するとなぜかシステムがハングしてしまうという問題がありました。そこで試しにそのFDDをPowerBook G3(bronze)に付けてみたところ、問題なく動作します。従って、このトラブルはPowerBookになくてPowerMacに入っている何らかの機能拡張が悪さをしていることが推理できます。

●それでいろいろ調べてみた結果、PCカードリーダーを動作させるための「Mac - PC Manager Lite」という機能拡張が入っていると、このトラブルが起こることが判明しました。つまり、MacOS 9上ではこのPCカードリーダーが使えない−−ということになります。USBのコンパクトフラッシュリーダを注文した私の判断はまったくもって正しかったということが証明されました(^^;。

●これでトラブルの素はおおむね取り除くことができたのですが、最後に一つだけ原因不明のトラブルが残りました。私の環境では、OS9の「Appleシステム・プロフィール」を動かすと、終了時に必ずハングするのです。この現象はPowerBookでも起こります。しかし「Macintoshトラブルニュース」や「Macお宝鑑定団」のMacOS 9情報を見てもそのようなトラブルは報告されていません。このトラブルは、私の環境特有のものなのでしょうか。PowerBookとPowerMacに共通して入っている何らかの機能拡張なのでしょうか。それを今から探ってみたいと思います。


最後の謎を解明。しかし・・・。(99.11.27)

●「Appleシステム・プロフィール」終了時に必ずハングするという問題ですが、試しに機能拡張マネージャで「MacOS 9.0基本」にして起動させてみたところ、ちゃんと動作することが判明。これで、何かの機能拡張が当たっていることが判明しました。そこで、怪しいと思われる機能拡張を1つ1つ組み込んで起動させて調べるという地道な作業をやっていきました。その結果、「USBホイールマウス機能拡張」が当たっていることがわかりました。私はエレコム製のホイールマウスを使っているのですが、そのドライバがOS9では使えないようです。

●そこでエレコムのWebページに行って調べてみたら、つい最近アップデートされたホイールマウスドライバを発見。すぐダウンロードして組み込んで再起動させてみたところ、「Appleシステム・プロフィール」が正しく動作するようになりました! これでOS9上の不具合は一通り解決しました。

●ただ、それでもまだ動作が不安定なところがあり、1日数回強制再起動させています。いま8.6から9にするかどうか迷っている方は、とりあえず待った方が良いでしょう。そのうちMacOS 9.1が出るという噂がありますので、それが出てからでも遅くはないと思います。


今度はDVDのトラブル(99.11.28)

●書くのを忘れてましたが、USBのコンパクトフラッシュリーダ(ピクセラ PX-iM)と、SCSIケーブルが届きました。これで環境の整備はほぼ終了。USBにFDDとCFリーダ、SCSIにCD-Rドライブ、MOドライブ、スキャナという構成になりました。

●ところで、このたび突然Apple DVD Player(ソフト)が動作しなくなりました。起動すると、「必要なハードウェアがないため、Apple DVD Playerを起動することができません。Apple DVD Playerを再インストールしてください」というメッセージが出て止まってしまいます。つまり、ソフトがDVDドライブを認識していないようです。

●これも何かの機能拡張が当たっているのだと思い、機能拡張マネージャで「MacOS9 基本」にして立ち上げ直してみました。しかし・・・結果は同じ。その後、あらゆる手段を試してみましたがうまくいきません。ところが、サブHDD(20GB)からMacOS 8.6を起動させ、その上でDVD Playerを起動させてみると、何の問題もなく立ち上がります(^^;。原因不明。目下調査中です。


現在判明している問題(99.11.28)

●いくつかのMac系サイトでも取り上げられていますが、MacOS 9はかなりトラブルが頻発しているらしいです。そのほとんどは、周辺機器のドライバがOS9に対応していないことが原因のようです。OS9は外見上従来のMacOSとあまり変わりませんが、中身はMacOS Xと従来のMacOSとの「あいの子」のようなので、今まで使えていたドライバもOS9上では当たってしまうケースが多いようです。導入しようかどうか迷っている方は、ちょっと待った方がいいと思います。とりあえず、自分が使ってみて判明したトラブルを書き留めておきます。

●私の環境では、「ファイル共有」をオンにしておくと、スリープから復帰した時に必ずハングします。これは「DHCP問題」の絡みのようです。おそらく、DHCPの機能が普通に使える場合、このような問題は起きないのではないかと思います。次に、USB機器を動かすためのサードパーティ製USBドライバ(機能拡張書類)を組み込んでいると、ドラッグ&ドロップによるMP3エンコーディングができないなど、Finder関連のトラブルが頻発することが判明しました。最近アップデートされた最新のドライバでもダメです。うーん、これは不便。

●おかげで何十回となく再起動&強制再起動を繰り返してきたわけですが、DVDプレーヤの不具合だけは原因がわかりません。OS9標準のシステムだけで立ち上げてもダメ、OS9を丸ごとインストールし直してもダメ。でも8.6で立ち上げるとちゃんと動く・・・(;_;)(←だからハードウェアの問題ではない)。一体何なんでしょう?


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