「電脳日記」バックナンバー

(1999年09月)


Linux日記・その7(99.09.06)

●さて私は翌日、某銀行に行って電子証明書の再発行の手続きをとってきました。再発行の手続きだけで、印鑑だけでなく利用者IDやパスワード、身分証明書まで求められ、なかなか厳重です。しかし厳重であればあるほどセキュリティはちゃんとしていると考えられるので、厳重な方が良いと思います。それでもインターネットバンキングはまだまだ安全とは言い難いところがあり、優秀なハッカーにかかれば私の財産が危なくなる場合もありましょう。しかし優秀なハッカーであれば私の少ない財産よりもっと大きな標的を狙うでしょう(笑)。それに、定期的に利用して不正アクセスがないかチェックしており、万全とは言えないまでも用心はしているつもりです。

●それはさておき、その帰りに本屋に寄って、またLinux関連の本を買いました。今回買ったのは清水正人著『Macintoshサーバ化計画 MkLinux DR3』(アスキー出版局、3,200円)です。 これはいい本でした。高いけど(^^;(ちなみに同じ著者・同じ出版社の『PC-UNIXサーバ化計画』という本もあります)。UNIXにとってNFSサーバーは当たり前の機能らしく、類書ではあまり説明がされていないのですが、この本では多少詳しい記述がありました。

●さて、再度ダイヤルアップルータを介してPowerMacとThinkPadをEthernet接続します。MkLinuxを立ち上げ、本の記述に従ってクライアントマシン(ThinkPad)をマウント。その上で再びTurboLinuxのインストーラを立ち上げ、NFSサーバ経由のインストールを選択しました。

「キュイィーーーーーン・・・ゴーーーー・・・」(←40倍速CD-ROMドライブの音)
私「あっ!! 動いた!!!(T^T)」

●何とインストールが始まりました! でも、さすがにEthernetカードが10BASE-Tなので転送が遅い。すべてのファイルをインストールするのに1時間以上かかりました(CD-ROMドライブで直接だと10分くらい)。

●で、めでたくインストールは終了した・・・と思いきや、次の難関が待ちかまえていました。Xの設定でディスプレイの周波数帯域を入力しなければならない所があります。研究室にあるEIZO(NANAO)の液晶ディスプレイはマニュアルにそのへんの製品情報が詳しく記載されているので問題なかったのですが、ThinkPadの場合ユーザーズ・ガイドのどこを見てもそのような情報は書いてません。その時はカンで入力したのですが、やっぱりXが起動しません。やり直した結果、一応X(デフォルトではAfterStep)が立ち上がったのですが、やはり設定がおかしかったらしく、256色(16色?)でしか表示できません。うわあ、これは汚い。何だか動作もおかしい。

●そこでとりあえずLinux自体はキャラクタベースで立ち上がるようにしました。そして、ThinkPadのディスプレイの周波数帯域がどこかに書いてあるのではないかと思い、ネットで検索を始めました。(つづく)


【番外編】オレンジコーラ(笑)(99.09.30)

●ドイツでは、コーラにオレンジジュースを混ぜた怪しい飲み物が数種類売られていました(名称は忘れた)。何回か飲みましたが、甘いけどなかなかいけます。私は普段コーラはあまり飲まない人ですが、たまに魔が差すと飲みます(^^;。日本ではオレンジコーラを売っていないので自分で作ってみました(^^;。

●コーラは某マルエツ39円コーラで十分(笑)。ジュースはなるべく100%果汁のバレンシアオレンジ系のやつにしましょう。混合比率はお好みですが、コーラ2:オレンジジュース1くらいですかね。やっぱりなかなかいけますが、色が泥水のようになってしまうのが難点ですね。それから、オレンジジュースが下にたまりがちになりますので、よく混ぜましょう(^^;。

●物好きな方はお試し下さい(をいをい)。


「バックナンバー」のページに戻る