「電脳日記」バックナンバー

(1999年06月)


1400と8.6のBadな相性(99.06.01)

●新PowerBook G3を買うかどうかでまだ迷っている私ですが、とりあえず手持ちのPowerBook1400cs/117を売りに出すことにしました。そこで最近は1400のメンテをずっとやってました。最初、8.6のCD-ROMを使って1400を8.6化してたのですが、これが非常に相性が良くない。主要なアプリケーションが軒並み「タイプ2のエラー」を引き起こし、落ちてしまいます。

●私はアップデートインストールしたのがいけないと思い、「新規インストール」し直してみました。しかし結果は同じ。「MacOS設定アシスタント」が途中で落ちるなど、状況はなお悪くなりました。いろいろニュースレターなどを読んでみると、「不具合が出る時にはアプリケーションのメモリ割り当てを増やすと安定する。『Reaper』というコントロールパネル(フリーソフト)を使うとそれが簡単にできる」と書いてあったのでそれも試してみました。しかし、やっぱり結果は同じ(;_;)。

●結局8.6はあきらめ、8.1に戻しました。すると、ウソのように動作が安定しました(^^;。なぜ1400で8.6が動かなかったのか、それはわかりません。「1400では動かない」という話は今のところ聞いたことがありません。私のマシンだけに起こった状況なのでしょうか? 考えられるのは、増設しているメモリとの相性が悪かったこと、それから特定の機能拡張とコンフリクトを起こしていたことなどが考えられます。しかし真相はナゾです(^^;。とにかく、8.1でメンテナンスを完了するまでに丸々3日かかりました(;_;)。

●とりあえず今回の教訓。「古いマシンは、分相応のOSで動かすこと」(^^;。

●それにしても今回いろいろいぢったおかげで、1400にまた愛着が出てきてしまいました(^^;。何か売るのが惜しいなー。でも新PowerBook(かコンシューマーポータブル)を買うために、やっぱり売るのです(笑)。幸い、大事にしてくれそうな人が買ってくれそうな気配なので、そのへんは安心しています。


迷いつつ、注文・・・しました(^^;(99.06.06)

●最近Mac the Forkの記事で、コンシューマーポータブル(iMacノート、iBook、Proto 99、 P1などとも呼ばれる)について書かれていました。それによると、P1の発表は7月で、発表後すぐに発売される予定だとのこと。新PowerBook G3と比べてスペックは少し落ちるくらいで値段は10万円ほど安く、しかも少し軽いことが予想されるこの製品、かなり迷います。

●もちろんこれらは噂話のたぐいに過ぎず、本当のところはわかりません。 発売時期など、私はかなり怪しいと思っています。しかしP1が7月発表というのはほぼ間違いなく、遅くとも秋には発売されることは確実のようです。すでに台湾のメーカーがP1の生産を開始していることも事実のようです。このP1が発表されるまで待つか、それとも待たずに新PowerBook G3(サイトによっては「PowerBook G3 99」と呼んでいるところもある)を買うか、判断が難しいところです。

●ということで、このところずっと迷っている私ですが、迷いつつも、あるショップに新PowerBook G3を発注してしまいました。なぜ発注したかって? メモリ増設(64MB→192MB)が「発売記念セール」ということで無料だったから・・・・(^^;。それに、家庭内LANをもう少しまともにやりたいと思ったということもあります。一番怖いのは、例によって供給が遅れ、製品が届く前にP1が発表されてしまうことです(笑い事ではなく、かなり確率は高いと思っています)。そうならないことを、ひたすら祈るだけです。


ついに覚悟を決めた私。(99.06.08)

iBook(あるいはWebMate。以下「P1」)の全容が、ほぼ明らかになってきました。CPUはG3 / 300MHz、HDDは6GB、モニタは12インチ、取っ手があり、色が複数ある、などなど・・・。発売時期がもっと早ければ絶対買っていたところです。しかし新PowerBook G3を注文してしまった私としては、P1の購入は今回見送ることにしました。

●経験上、まったく新しいモデルは最初に買わない方がいいように思います。PowerBook G3もこのモデルが3代目で、最初に比べてだいぶ洗練されてきています。iMacは最初発売されたモデルは233MHzでしたが、すぐに新しいモデルが出ています(現在は333MHz)。P1も、きっとすぐに「第2世代」が出るのは確実といえましょう。だから、最初に慌てて飛びつかない方が得策だと判断しました(これこそ「認知的不協和」かも知れない)。PowerBookも近いうちにG4が出ると言われていますが、あまり気にしません(^^;。

●要するにP1については、400MHz版が出たときに買います(^^;。そう決めました。今は、静かに新PowerBook G3が届くのを待つのみです。


やはり・・・予想通りの展開(^^;(99.06.11)

●複数のMac系情報サイトによると、新PowerBook G3の入荷量が極端に少ないようです。どの国にどれくらい入荷させるかという決定はアメリカの本社が行うので、今回は(も)日本への割り当てが少なかったのでしょう。それにしても予想通りの展開です。入荷・販売量については、アップル日本法人は依然として権限を持てないようです。

●iMacの販売方法(特に、iMacを販売できるショップの選定)については様々な批判がありました。それに対してアップルは「これまでの流通体制の弊害を是正するため」などと説明していました。しかし実際は何てことはない、アップルの営業社員がすぐに出向けるように駅の近くにあるショップを優先して選定しているのではないかという指摘があります。実際調べてみると、iMacを展示・販売しているショップのほとんどは駅の近くにあります。

●そのくらい人手が足りない状態ですから、日本中のMac系ショップから殺到する注文をうまく捌けるとは思えません。聞くところによると、PowerBook G3の入荷はiMac販売店を優先させるとのこと。この方針は納得できるものではありません。あるショップは初回の入荷量「0台」と宣告されたそうです。次回入荷は軒並み未定。ほとんどチェキCOOLPIX950状態(笑)。今から予約したら平気で1ヶ月待ち以上になるでしょう。Macユーザーをやっていくには相当な忍耐力も必要です(^^;。

●実は私が予約をしたショップは、あとでWebページを見てみたらPowerBook G3の販売自体をとりやめていました。たぶん、一定数の入荷が見込めないので予約受付をやめたのでしょう。ということは・・・私が注文したやつはいつ来るのでしょうか(^^;。最悪の事態「古美研に間に合わず、P1の発表・発売よりも遅くなる」可能性がいよいよ濃くなってきました(;_;)。


メーラーを変えてみた。(99.06.11)

●いままで私はメーラー(メールソフト)として「Eudora(Pro)」を長らく愛用していました。しかし、ほんの気まぐれで「ARENA」というソフトに鞍替えしてみました。両者を比較すると明らかにEudoraの方が高機能なのですが、Eudora Proはまるで某M社のソフトのように「重い」ソフトになってしまっています。かといってフリーウェア版のEudoraにはもう戻れない(^^;。

●ARENAはサイズが小さく動作も軽快で、おしゃれというか「遊び心」のあるソフトです。まだ不便なところもありますが、全体的には割と気に入っています。しばらく使ってみたいと思います。

●ARENAはネットだけで売買されています。まずネット上でダウンロードし、試用して気に入れば登録キーを購入して正規ユーザーになる、という手続きをとります。試してみたい方はこちらをご覧下さい


ますます、予想通りの展開(^^;(99.06.12)

●きょう(12日)は新PowerBook G3の発売日ですが、私がPowerBook G3を注文している某ショップからメールが届きました。以下はその要旨です。

 ・初回ロットの出荷数量は極めて少ない
 ・アップルはiMacデモ展示販売店のみに初回ロットの出荷を行う方針
 ・当店の初回ロット入荷予定は今月末〜来月初めの見込み
 ・当店では出荷状況が明確になるまで新規の予約・注文受付を中断している
 ・現在予約中の出荷予定分は、確実に確保する

●と、最近の一連の情報を裏付ける結果となっています。それにしても、このショップの「初回ロット」が6月末〜7月初めということは、私が注文したやつはいつ頃届くのでしょうか(;_;)。

●ところで、P1にはPCカードスロットがないという噂が出ているのですが、本当でしょうか。自分的にはPCカードスロットは必須なので、もしこの情報が本当ならP1を「待ち」と判断し、PowerBook G3を選択したその選択は正しかったということになります。ま、明日は秋葉原に行ってPowerBookでも見てきますか(^^;。


早くも周辺機器を買いあさる私(^^;。(99.06.15)

●新PowerBook G3が自宅に届くのは早くて7月3日、遅くて12日という予想を立てた私です。1ヶ月待たなくてはならない、その心の空白を埋めるためでしょうか、PowerBook用の周辺機器を少しずつ買い揃えています。まず、秋葉原に行ってUSBマウスを買いました(これは必須)。それから、居間でPowerBookを使うために10mのLANケーブルも買いました。 確かに、LANでデスクトップマシンとつなげればFDDは必要ありませんね。ジョブズの戦略に、やっと時代が追いついてきた感じです。そういうわけでUSBのFDDは買わないことにしました。

●で、デスクトップマシンとPowerBookでデータのシンクロをするため、act2のユーティリティソフト「backpac」を買いました。ますます「奈落の底に沈んでいく感」を感じている私ですが、「静冷台 for PBG3」にも食指を動かしていたりして・・・(やめなさい)。あとは、研究室にあるLaserWriter Select 300を使うためのUSB−シリアル変換器があれば完璧ですね(^^;。現在有力なのはmini-iDockという製品ですが、あまり情報がないので現在調査中です。

●最近までだましだまし使っていたMO(Panasonic LF-3200)が、ついにいかれポンチになりました。MacWorld Expoで清水の舞台から飛び降りるつもりで買った(高かった・・・(;_;))愛着のある製品だったので残念です。新しいMOも買わなければなりませんね(涙)。

Adobe Acrobat4.0(アップグレード)が届きました。Acrobatは便利でいいのですが、やけにメモリを食うので困ります。そのメモリも実装でなければならず(つまり、仮想メモリでは動かない)、不便な面もあります。AdobeやMacromediaのソフトはみんなそうですけどね(^^;。


MO・・・買いました(^^;。(99.06.16)

●きょうは高校訪問で、終日埼玉・東京の高校を回ったのです。その途中、次のアポイントの約束まで時間があったので、新宿のヨドバシカメラに寄り、オリンパスの「TURBO MO 640(TS6431W/MA:Macセット)」を買ってきました。・・・も、もう金がない(;_;)。この製品はオーバーライト対応の640MB MOで、最新型(6月5日発売)ではありますが、最上位モデル(TURBO MO 640S)よりひとつ下のモデルです。しかし実用的には問題ありません。他社の同じ価格帯のモデルと比べても、割と速い方だと思います。さっそく設置してみました。

●ちょっと見にくいかも知れませんが、一番左にあるのがMOです。縦置きにすると電源ランプが下側になるのですが、MOディスクにアクセスがあるとランプの上部がチラチラ赤く光るところがイカしてます。また、ディスクを強制排出させるための針金とSCSI IDを設定するためのプラスチック製スティックが、何と縦置き用の台の下に収納できます。この縦置き台自体も、MOドライブの位置がずれないように工夫がしてあります。性能が良いだけでなく、このような細かいところまで目が行き届いているところが人気の秘密でしょう。

●ところで640MBのMOはなかなか使い勝手がいいですね。最初は230MBでいいやと思っていたのですが、ちょっとムリをして640MBを買って良かったと思います。 ・・・えっ、GIGAMO? 高くて手が出せません(^^;。ところで、以前使っていたMOをどうしましょうか。いかれポンチになってしまったので中古屋さんに売ることもできません。誰かジャンク品としてもらってくれる人はいませんかね? ひょっとしたら別のシステムでは動くかも知れないし(^^;(^^;。


40倍速・・・未知の世界(99.06.20)

●通信販売で、40倍速の内蔵CD-ROMドライブ(東芝製)を買いました。もともとはDOS/V用のドライブですが、Mac専門店で販売していたし、SCSIなので私のPowerMac8500でも問題なく使えるものと信じて買いました。Windowsパソコンの自作で苦労した経験を生かし、設置作業はスムースに終わりました。

●しかしMacを立ち上げてみると、CD-ROMドライブを認識しません。Apple純正のCD-ROMドライバ(Apple CD/DVD Driver)は、純正のドライブでないと認識しないようなのです。その時、通販で送られてきたパッケージの中にフォーマッタソフト「Drive7」が入っていたことを思い出しました。もしやと思ってインストールしたところ、果たして認識しました(^^;。正確に言うと、Drive7のFDに入っている、「MountCache」というコントロールパネルをインストールすると非純正のドライブでも認識するようです。

●ところが、MountCacheは起動するたびに「このドライブはApple互換のものではありません(以下略)」というメッセージを出すので、うざったくて仕方がありません。この話を知人にしたところ、「純正ドライバの一部をResEditで書き換えると、非純正のドライブでも純正として認識する」という裏技を教えてもらいました。早速ネットで探してみたところ、このページを見つけました。

●ところがこのページで解説されているドライバは、MacOS 8.5の「CD/DVD Driver 1.0.1」でした。私が使っているMacOS 8.6では、同じドライバのバージョンが1.2.2になっ ており、中身が違います。そこで、このページが参考ページとしていた英文ページにアクセスすると、果たして1.2.2の書き換え方が書いてありました。久しぶりにResEditを立ち上げ、ドライバを書き換えて再起動すると見事に成功! 東芝製のドライブが純正ドラ イブと同様のものとして認識されました(^^;。

●8.6の中に8.5のドライバを組み込んだということで少し心配な面もありますが、 今のところ挙動不審な動作はありません。ただ、そのうちいきなりクラッシ ュしそうで怖い・・・(^^;。それにしても、40倍速は速い。私にとっては未知のスピードです。ただ、動作音がうるさいです(^^;。仕方がないとは言え、どうにかならんものでしょうか。


【番外編】長野に高校訪問(99.06.30)

●21日〜23日まで、高校訪問で長野に行って来ました。立川から中央線に乗ったあとの経路は、下諏訪(1校)→松本(2校:一泊)→長野→須坂(1校)→信州中野(1校)→長野(1校:一泊)→小諸→中込(1校)→佐久平(→新幹線で大宮へ)でした。今回は中信から北信にかけて7校しか訪問しませんでしたが、なかなかハードでした。まだ疲れが取れません。

●この長野訪問の様子を見たいという奇特な方は、こちらをご覧下さい(^^;。


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