「電脳日記」バックナンバー
(1999年05月)
新PowerBookの発表を待つ(99.05.05)
●このたびマイ*ロソフト社の「マックトピア」というWebページが開設されました。林信行さんのエッセイやダウンロードページなどがあり、なかなか好感の持てる作りになっています。ところでマイク*ソフトのWebと言えば、アクセスするとパソコン内の各種の個人情報(特に、どんなソフトがインストールされているか)が勝手に送信されるというまことしやかな噂があるので有名です。たぶん冗談ですけど。
●で、マックトピアのWebページにアクセスしてみたら、どうも読み込みが遅い。TAを見てみたら、「SD(送信)」のランプがチカチカ点滅しています(^^;。まあ、普通のWebページでもSDランプは点滅するので、たぶん気のせいでしょう。で、接続を切ってブラウザを終了してみたところ、一瞬だけ「クライアント側のレジストリを書き換えました」という表示が出て、すぐに消えました。
をい、勝手に書き換えるなよ(-"- ;。(そもそもMacにレジストリなんてあるのか?)
●ま、これもたぶん冗談ですよね(^^;。私は気にしませんけど(^^;。
●でApple情報ですが、5月10日のWWDC(World Wide Developers Conference)でMacOS 8.6(Veronica)が発表され、すぐさま各国版がダウンロードできるようになるそうです。また、同時に新PowerBook G3(Lombard、あるいは101)が発表されるとの噂。すでに旧PowerBook G3は生産終了になっており、在庫を売り切ればなくなる状態にあるので、時期的にはちょうどいいですね。しかしコンシューマーポータブル(iMacのノート版)はまだのようです。
●新PowerBook G3については、VAIOのように「薄くなる」という希望的観測が一時流れましたが、Apple Insiderの記事によれば旧PowerBook G3を少し改良しただけになるという見込みもあり、予断を許さない状況です(^^;。私は薄くなれば絶対買うつもりですが、あまり変わらないのであればコンシューマーポータブルを待とうかと思っています。とりあえず発表を待ちましょう。
ダイヤルアップルータを買いました(99.05.08)
●『INTERNET MAGAZINE』の6月号で家庭内LANの特集を組んでいて、そこでダイヤルアップルータを使ったLANの構築について説明されていました。私はそれを読んでいるうちに無性にダイヤルアップルータが欲しくなり、いろいろ資料を探してみました。すると『日経パソコン』の3月8日号に「ISDNダイヤルアップルーター入門」の特集記事があるのを見つけました。
●ダイヤルアップルータは、ISDNに加入していて複数のパソコンを使っている場合には絶対「買い」のお薦め製品です。LANのIPルータ、ハブ、そしてTA、DSUを一体化したものだと考えるとわかりやすいでしょう。TAと比較してのメリットは、以下の通りです。
・1つのアカウントで、複数のパソコンから同時にインターネットを利用できる
・パソコン(クライアント)側で、いちいちIPアドレスやプロバイダ関連の設定をしなくて良い
・接続・切断のダイアログが出ないので、インターネットの使用感がLANと同様になる●私は日経パソコンの記事で各製品を比較検討し、その結果NTT-MEの「MN128-SOHO SL11」を購入することに決定し、すぐさまインターネットで在庫や価格を検索しました。しかし大抵のショップには在庫がなく、納期が1〜2週間程度で価格も似たり寄ったりというところでした。その中で、業務用ネットワーク関連機器の専門店「COMTECH(コムテック)」で、「在庫あり」(即納)でしかも秋葉原価格より5,000も安く売っているのを発見し、狂喜しました。(コムテックはエライ!)
●さて、ダイヤルアップルータを導入したおかげで、モデムポートの切替器が必要なくなってすっきりしました。現状はこんな感じです。
使用前
使用後(笑)●ニフティ接続用の「ComNifty」はEthernet接続に対応していない(当たり前か)ので、パソコン通信関連やFAX送付用にはFAXモデム(AIWA PV-AF288)を引き続き利用しています。 使ってみての感想は、以前使っていたTA(NET AtermIT55 DSU)よりもなぜか速い! Ethernet接続だからかどうかはわかりませんが、快適になりました。Windowsノートでもインターネット接続が快適にできるようになりました。最近買った「WIN MOUNTER」ももちろん使えます。ああ、なぜもっと早くやらなかったんだろう(^^;。
●MN128-SOHO SL11は機能が非常に豊富なので、これから説明書を読み、いろいろ試してみたいと思います。
New PowerBook G3の発表(99.05.11)
●これを書いているのは11日の午前4時過ぎなのですが(^^;、WWDCでNew PowerBook G3が発表されました。333MHzと400MHzバージョンがあり、旧機種より少し薄くなり、少しだけ軽くなりました。アメリカのApple Storeでは20日から販売されるようです。予想通り、コンシューマーポータブルの発表はなかったようです。なお、MacOS 8.6もダウンロード可能になっています。新PowerBookの勇姿が見たいという方は、こちらをご覧下さい。
●このマシンのスペックは魅力ですが、一番肝心な重量が2.68kgというのは、少し考えさせられます。Count Mac氏などの予想ではコンシューマーポータブルの発表は7月(11月説もある)とのこと。それを待つか、あるいはこちらのPowerBook G3を買ってしまうか、判断に迷うところです。 日本で発売された時のお値段次第ですね(^^;。あるいは、軽い軽いシャープのメビウスノートを買ってしまうかもしれない(^^;。
MacOS 8.6が届きました(99.05.22)
●21日に、アップルから「MacOS 8.6」のCD-ROMが届きました。私は8.5を購入していたので、「購入証明クーポン」を使ってフルフィルメントCD-ROM(アップデータではなく、CD-ROMからブートしてフルインストールが可能なやつ)を注文することができたのです。
●で、すでに8.6の環境でこの原稿を書いてます(^^;。見た目に大きな変更はありませんが、かなりのバグが改善されて動作が速くなったらしいです。確かに、起動は少し早くなったような気がします(^^;。また、一部のユーザーから「起動時に画面解像度が600x480になり、アイコンパ レードの直前に設定した画面解像度に戻る」現象が報告されていますが、私のマシンではそのような問題は起きませんでした。
●全体的には、バグフィックスによって動作が安定するということが一番の売りのようです(PowerBookではさらにバッテリーが長持ちするようになるなどのメリットがあるらしい)。私は8.5の環境でG3カードを入れた途端、よく止まる(フリーズする)ようになってしまったので、それが少なくなれば御の字です。すでに次のバージョンであるSonata(8.7あるいは9)の内容があれこれ取りざたされるようになっています。割と大きな変更は、Sonataに期待したいと思います。