「電脳日記」バックナンバー

(1999年03月)


Rboard Proと日本語入力遍歴(99.03.07)

●ちょっと落ち着いたので、キーボードと日本語入力歴についてお話ししましょうか。私が最初に買ったワープロがオアシスだった関係で、パソコン購入後もずっと親指シフトのキーボードを使っています。PC98にもアスキーボードをくっつけてましたし、Dynabook386を使っていた時も、親指ぴゅんというユーティリティを使って、ダイナブックのキーボードをむりやり親指シフト配列にして使ってました(^^;。

●その頃は、日本語FEP(Macの世界ではIM[インプットメソッド]という)は松茸、ATOK6/7、WX2を使ってました。98では「松桐くん」だったもので(^^;。一太郎はATOKでないとダメという融通のきかないワープロだったので、ダイナブックで仕方なく一太郎を使うときはWX2にATOKのフリをさせて使っていたりしました(^^;。当時からかなりおたくでした(^^;。

●さて、MacではDOS時代からのなごりでWX3 for Macを長らく使っていたのですが、エー・アイ・ソフトがWindows中心の製品構成にシフトし、Mac版をちっともアップデートしてくれなくなったのに業を煮やし、EGBRIDGEに乗り換えたのです。しかし、親指シフトキーボードのRboard for MacがEGBRIDGEに対応していなかったため、非常に苦労を強いられました。

●さて、今回のRboard Pro for Macですが、「EGBRIDGEに対応した」というのがウリです。私は1も2もなく買いました。しかし、残念ながらその期待は裏切られました。Rboard ProでEGBRIDGEを使うと、キーの打鍵から文字の表示までに時間がかかり、高速に入力するとかなりの確率で「文字落ち」が起こることにすぐ気がつきました。特に濁音のついたひらがなの表示がワンテンポ遅れ、その後にすぐつぎのキーを打鍵しても、その入力が無視されます。親指シフトは高速に入力できることがウリなのに、高速入力で「文字落ち」を起こしてしまうのは致命的欠陥と言わざるを得ません。ちなみに、「ことえり」など他のIMでは同じ問題は起こりません。メーカーの側で、まだEGBRIDGEに関するノウハウがないのでしょう。

●またWX3に戻すというテも考えましたが、WX3はMacOS8.5に正式対応しておらず、漢字変換のための選択ボックスを表示させた瞬間にシステムエラーを起こすという致命的欠陥を抱えています。そこで思案の結果、ATOK12 for Macを購入することにしました。ATOKはDOS版一太郎時代のとてもおバカなイメージが強かったので今まで手を出さないでいたのですが、最近はだいぶ良くなったという評判をよく聞きますし、食わず嫌いも良くないなと思ったので、使うことにしました。

●ATOK12はEGBRIDGEのような「文字落ち」は発生せず、高速に入力できます。機能も充実しており、なかなか好感が持てます。定番中の定番「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」も一発で「貴社の記者が汽車で帰社した」と正しく変換しました(^^;。しばらくはATOKを使ってみようと思います。

●Rboard Proは業務用オアシスと同じキーボード部品を使っており、あのオアシスの軽快な使用感が満喫できます。今まで使っていた旧Rboardが「重い」と感じるほどキータッチが軽いです。快適です。思わず、こんな長文を書いてしまいました(^^;。あまりうれしいので、写真まで撮ってみました(をいをい)。

Rboard


MaxPower G3をゲット!!(99.03.19)

●巷では新型G3 Macが好評のようですが、私は思案の末、今の8500を末永く使い倒そうと心に決めました。まず、32MBのDIMMを2枚購入し、メモリ総計を144MBにしました(3月4日)。それからUltra Wide SCSIのカード、SCSI対応のPCカード・リーダーを通販で相次いで注文しました(3月15〜16日)。あとはUW SCSIの内蔵ハードディスクとG3カードが欲しいなと思い、G3カード関連の価格を連日調べていました。

●で、19日の未明(午前2時頃)に偶然秋葉館のWebページを見たところ、ちょうど19日はMacAcademyとの合併で新装開店とのこと。で、その記念セールで何とNewerのMaxPower G3(250 / 125MHz・512K)が39,800円(先着50台)! 私、久しぶりに体中の血液が逆流しました(^^;。

●で、私は矢も楯もたまらず朝イチで秋葉館(別館)に向かったのです。11時開店で、10時40分頃に着いたのですが、運良く8人目くらいで並ぶことができました。で、ゲットしてきたわけです。夢にまで見たG3カード・・・(T^T)。買ったのは英語版ですが、セッティング・動作ともに何の問題もありません。これからベンチマークで遊んでみます。

●ちなみに、それ以外の特価品としては同じくNewerの1400用G3カードが39,800円、ボンダイブルーのRev.B iMac(英語版)がDance with IiCatch付きで108,000円。秋葉館はエライ!  皆さんがこれを見る頃には全部売れていると思いますけど(^^;。ああ、早く行って良かった。


PCカードリーダー、届く(99.03.20)

●通販で注文していたPCカードリーダー、「PCD600」(SCMマイクロシステムズ、実売価格17000円程度)が届きました。パソコンとの接続にはSCSIを使い、Macの場合はPCカードを直接デスクトップにマウントできるのが特徴です(Mac/Win95, 98対応)。用途は、デジカメで撮った画像を手軽に転送するためです。コンパクトフラッシュをPCカードアダプタに装着し、それをPCカードアダプタに差せば、FDと同じ感覚でコピーが可能です。もちろんスマートメディアにも対応しています。

PDC600
手前はPCカードアダプタ。

●このように書くと面倒なようにも思えますが、今まではデジカメとMacをシリアルポートで接続し、転送ソフトを立ち上げてコピーしてました。しかも、転送には恐ろしく時間がかかりました(^^;。それを考えると夢のような速さです。スマートメディア専用のUSB接続用リーダーが売られていますが、こちらの方が汎用性があります。とりあえず、これでますますこのページにデジカメ画像が増えるかもしれません(^^;。


8500パワーアップ計画、進行中(99.03.28)

●先日、PCカードリーダーに続いてSCSIカード「CSAP1640UW」(Century製)が届きました。これはPowerMacのPCIスロット用に差す、UltraWide SCSI対応のカードです。事実上の業界標準であるAdaptec社のカードは高いのですが、この製品はPowerMac & DOS/V両対応とすることで低価格を実現しています。

●Ultra Wide SCSI用のコネクタは「ピンハーフピッチ68pin」という特殊なものです。私は新宿のヨドバシカメラに行ってケーブルを買い、いそいそと周辺機器群を接続しようとしました。

「あっ・・・コネクタが違う(ToT)。」

●周辺機器側のコネクタを間違えてました(^^;。本当は「ピンハーフプッチ50pin」(※メーカーによっては「ハイピッチ50pin」ともいう)なのに、普通の「ハーフピッチ50pin」を買ってきてしまいました。仕方がなく、新しくケーブルを買いに行きました。ケーブル1本分損した(;_;)。

●今のところ外部SCSI機器は5コありますが、すべてコネクタの形状が違います。これまでも接続で苦労してきました。しかし、これでようやくスキャナと他の外部SCSI機器との同居で可能になりました(今まではどうしてもケーブルが違うので接続できなかった)。

●さて、8500パワーアップ計画はメモリの増設(80MB→144MB)、G3カードの導入(604e / 180MHz→G3 / 250MHz)に続いてSCSIカードの導入が完了しました。あとは、Ultra Wide SCSIの内蔵ハードディスク(9.1GB)でも買いましょうかね(をいをい)。

●あと、デジタルカメラの新製品「Nikon CoolPix 950」を注文してしまいました(^^;。最近、私はただの「物欲の塊」と化して湯水のように金を使ってます。これって人生的には良くないと思う(^^;。


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