「電脳日記」バックナンバー

(1998年12月)


EGBRIDGE10が使えない!(98.12.09)

●8.5に対応したEGBRIDGEの新バージョン(ver.10)がついに届きました。8.5にアップグレードしてからというもの、ことえりが使いにくくて「ああ・・・早くEGBRIDGEが届かないかなぁ」とか思ってました(^^;。それで喜び勇んでインストールしたのですが、甘かった(;_;)。

●私は親指シフトキーボード「Rboard」を使っているのですが、それを使って濁音・半濁音が入力できないのです。ちなみに、親指シフトで濁音・半濁音を入力するには、打鍵するキーとその逆側のシフトキーを同時に押します。8.5上でEGBRIDGE9.0を使ったときも同じ問題が起きていたので、この件だけに関しては問題が解決されていません。変換効率は本当に一番だと思うので、非常に残念です。

●そこで次善の策として、以前使っていた「WX3 for Mac」を再び使うことにしました。そもそも、WX3がちっともバージョンアップしないのでEGBRIDGEに乗り換えたんですけど(^^;、仕方ありません。まずCD-ROMで再インストールし、インターネットで現在の最新バージョン(3.0.6)へのアップデータをダウンロードして使ってみました。しかし、WX3は文字どおり大きな爆弾を抱えているのでした。

●問題点は次の通りです。WX3を8.5で使う場合、変換候補表示ウィンドウを表示させた瞬間、必ずシステムエラーが出ます。一回で変換が済めばいいのですが、何度も変換キーを押して変換候補ウィンドウが出てきてしまうと爆弾です。これはどのソフトを使っていても必ずそうなります。ただし、「環境設定」で変換候補ウィンドウを「表示しない」という設定にすると、この問題は起こりません。仕方がないので、変換候補ウィンドウなしで使っています(やっぱり使いにくい・・・(;_;))。

●その他、親指シフトキーボードでは通常「カナ」キーを on / off にすることで全角かな/半角英数を切り替えられるのですが、WX3ではそれができなかったりと、細かい不便はあります。それでも変換効率はことえりよりずっとマシなので、しばらくはWX3を使うことにします。ああ、マイナーな機器を使っていると悩ましい。


PostPet2001を速攻ゲット!(98.12.13)

●12日は、待ちに待ったポスペの発売日。私は非常勤の授業を終えるとすぐ秋葉原に直行しました。ボーナス前後ということもあり、秋葉原は近年まれに見る混雑ぶりでした。発売元は予約を禁止していたようですが、T-Zoneミナミでは予定通り予約販売をしていました。私はペンギンが好きなのでAセット(チューリップセット)を予約購入しました。モノによってはモモがクリアタイプになっているものや、ポストマンがキングポストマンになっているやつがあるのですが、私のはキングポストマンになっているやつでした。

●ちなみにT-ZoneとLAOX(Mac館)では、お昼頃にはAセットが売り切れていました。ソフマップ2号館では全部ありました。私は一瞬「あと2セット、買ってしまおうか・・(^^;」と思ったのですがやめました。でも、3セットまとめ買いの荒業もあちらこちらで見られました。すばらしい。

●私はその後大きな買い物をしたのですが、それは置いといて(^^;、家に帰ってパッケージを開けてみると、何と! 台紙を切り取って「モモの家」を作れるようになっているではありませんか(^^;。私は子供の頃小学館の『小学*年生』の付録を作ったのを思い出しながら、いそいそと組み立ててみたわけです。で、そこにフィギュアを配置してみました。思わず記念写真まで撮ってしまいました(^^;。

PostPet2001

●んで肝心の使い勝手ですが、まずペットの動きが素早くなりました(^^;。また、「世話」メニューでおもちゃを与えられるようになりました。「ももぬい」をかわいがるモモ(笑)。複数の宛先に同時にメールを送れるようになったのも見逃せません。

●私はクマを使うのをやめてペンギンにしようかと思ったのですが、ここで消してしまうのはあまりにも不憫だったので、いまだにクマの「ぢぇみい」を使っています。ぢぇみいの年齢はもう441日。これって長生きなんでしょうか?


PSプリンタ購入の10段階(98.12.14)

●ポスペと同じ日に、私は何とOKIの高い高いPostScriptプリンタ、MICROLINE 903PSII+F(IIIではなくII)を買ってしまいました(^^;。久々の「やってもーた」です(^^;。ことの顛末は次の通りです。

(1) いま教科書『マルチメディアと社会』(仮題)を執筆していて、それを完全DTPで版下出力する予定です。

(2) 現在使っているPostScriptのプリンタ(FUJIXEROX LaserWind1040PS)は太ミン・太ゴ・じゅんがないので、フォントROMを買い足そうとした。

(3) ところが旧機種のため、すでにオプション等は生産中止になっていた。そこで、前から憧れの対象だったOKIのMICROLINEを買おうかと思った。

(4) しかし最新機種の903PSIII+Fは、一番安い店でも30万4,800円くらい。高額なので、税金対策として来年早々にでも買おうかと思っていた。

(5) ところが今回、LAOXとソフマップで旧機種の「803何とか+F」が何と19万8,000円(75%引き)で売られているのを発見。心が揺れる。

(6) T-Zone(Mac館)ではいくらだろうと思って行ってみると、ちょうどOKIのキャンペーンをやっていて、OKIの社員らしき人2名が説明をしていた。

(7) そこにはやはり旧機種の903PSII+F(←IIIではなくII)が26万2,000円で売られていた。803はないのか、と尋ねたところ、OKIの社員らしき店員は「803は印字品質があまり良くなく、出力も遅いのであまりお薦めできない」とのたまった。

(8) PostScriptのレベル2と3は、モノクロの場合あまり差はなく、対応ソフトも少ない。903PSIIは在庫僅少になっている上、他の店には置いていない、と強く売り込まれた。私は迷った(^^;。

(9) 最新機種のIIIと、旧機種のIIの価格差が4万円程度しかないので、無理をしてIIIを買うか、あるいはいまIIを買ってしまうかで悩みました。それで店員にいろいろ質問をしていたら、ついにT-Zoneの店員が出てきて強く説得(説諭?)されてしまいました(^^;。

(10) 私はついに折れてクレジットカードを出してしまいました(^^;。

●T-Zoneの店員いわく、「確かに安く売っている店はあるが、サポート体制がウチとは違う。極端な話、販売店に電話をかけたら店がなくなっていたということもありますからね」。私は、「T-Zoneも経営が苦しいそうですけど、本当に大丈夫なんですか?」というのがノドまで出かかりましたが、ぐっと抑えました。危なかった(^^;。

●ということで今度の水曜日にモノが届くのですが、置くところがない(^^;。どうしよう。かなり考えてます。


PSプリンタで至福の時(98.12.20)

●水曜日の夜にMICROLINEが届きました。私は設置場所をどうするかで悩み、あれこれ考えながらパソコン周辺のの模様替えを断行しました。まず、居間にあったスチール製の多目的ラックの上にMICROLINEが載せられることがわかったので、パソコンラックを外に出し、たくさんある周辺機器の位置を移し換えました。機器が多いので配線が複雑にからみあっていて、それをほぐすのにも苦労しました。床に頭をすりつけるようにして作業した部分もあります。でも、それが死ぬほど楽しい(笑)。

MICROLINE_1 MICROLINE_2

●(↑)横のパソコン本体と比べてみてください。A3ノビ対応なのでデカイです。

周辺機器

●(↑)左側は外付けHDDの上にMOドライブ、右側はモデムの上にTA、そして真ん中はプリンタポート及びモデムポート用のシリアルポート切替機です。8チャンネルのうち7チャンネルを使用してます(^^;。そして、その後ろにはスキャナもあります(^^;。

全景

●(↑)デスクの上は、こんなに大変なことになってます(^^;。左側の上はカラープリンタ(PM-700C)、下はTVチューナーとハガキサイズプリンターです。要するに、プリンタは全部で3つ稼動してます(^^;。

●こんなおたくな私に明るい未来はあるのでしょうか(^^;。


今度は「メモリころがし」(笑)(98.12.23)

●原稿がたまっているのですが、きょうの朝SCSIがまたトラブって、その対応でかなり時間をつぶしました。Zip Plusの時もそうだったのですが、SCSI機器を付け替えた後に起動するとトラブることが多いようです。MacはSCSIの設定を覚えているのでしょうか?

●で、その合間に(をいをい)プリンタで実験をしました。OKIのMICROLINEは標準で16MBのメモリを備えていますが、オプションで増設できるようになっています。で、このメモリはSIMMなんだそうです(マニュアルに1ヶ所だけ書いてあった。これはひょっとしてOKIのチョンボかも知れない)。私は、「68k Mac用のSIMMが使えるのではないか」と思いました(^^;。

●実は、大学の制作室にあるLC575のメモリ増設をしたとき、32MBのSIMMと入れ替えた4MBのSIMMが大量に余っていたのです。私はそのうち2枚をお借りして、私のMICROLINEに取り付けてみようと思ったわけです。

●MICROLINEのサイドカバーを開けると、大きな基盤とハードディスクが現れました。これはプリンタというよりは、コンピュータそのものです。やはりメモリ増設用スロットはSIMM(FastPage)と同じものでした。で、4MBのSIMMを2枚(2枚1組で取り付けなければならない)取り付けて、動かしてみました。すると、見事にメモリが24MBになりました!(^^;。

●ちなみに、同じ容量の純正品を買うと定価3万円します。ひょっとして得したってこと? いやー、「周辺機器ころがし」に続いて「メモリころがし」(^^;。やめられまへんなぁ。


MacOSを8.5.1に(98.12.28)

●「MacOS 8.5.1 アップデート」が配布されたので、さっそくダウンロードしました。すでにアナウンスされている通り、このアップデートを行うためには、あらかじめ「MacOS 8.5 アップデート」を実行しておく必要があります。8.5から8.5.1まで2段階のアップデートが要るということになります。

●使ってみて、まだ実感はわかないのですが、システムが安定したような気がします(^^;。レビュー記事などではみんな「安定した」と言っているので、たぶんそうなのでしょう(^^;。それから、アイデアプロセッサの「IDEA STORM」も2.0.x → 2.0.3へのアップデートキットが配布されたので、早速ダウンロード。ついでに「NetFinder」の最新版とか「URL Manager Pro」などのシェアウェアもダウンロードしました。

●暮れも押し迫り、ようやくMS-DOS用MacOSエミュレータ「FUSION」の製品版が届きました。注文してから届くまでに3ヶ月かかりました(^^;。私はこれをIBM ThinkPad535Eにインストールして楽しんでいるのですが、多忙のため詳しいレポートは新春に回すことにします。来年もこのWebページをよろしくお願いいたします。m(..)m


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