「電脳日記」バックナンバー

(1998年5月・その1)


iMac・続報(98.05.09)

●「Count Macメーリングリスト」では、いまiMacをめぐって書き込みが爆発してます(^^;。論点はだいたい次のようなところですね。

・100Base-Tの必要性
・SCSI/シリアルポート、FDDがないことの是非
・製品の位置づけ(コンシューマー向けか教育機関向けか)
・バンドルソフトの問題(物足りない?)

●100Base-Tについてはネットワーク利用を考えた場合「今後必要になる技術」であるという見方が大勢を占めています。第2点についてはUSB対応機種がこれからどんどん出てくれば問題ないだろうということです。位置づけについてはいろいろな意見が出ています(^^;。ソフトについては、初心者が最初に買うモデルであることを考えると物足りない(不満だ)、という意見が多いようですね。

●私の意見としては、拡張性に問題があるとという考えの人は従来のPowerMacを買えばいいので、初心者向けのモデルとしては十分魅力的だと思います。ソフトは個人向け経理ソフトのQuickenがバンドルされているところをみると、パーソナルユースをにらんでいるようにも見えます。ちなみにJobsはWWDCで「iMacにはゲームを多数バンドルする」と発言しているそうです。やっぱりコンシューマー向け? CountMac氏は「開発環境をバンドルすべき」と主張されており、私もそれに賛同します。

●で、iMacは8月に発売予定だそうです。えっ、私? もう設置スペースがないので買えません(爆)。でもあのデザイン、欲しいな〜〜。


祝! iMac発表(98.05.08)

●すでにご存知の方も多いと思いますが、米Appleが新しいコンピュータ「iMac(アイマック)」を発表しました。「Apple」「Lisa」「Macintosh」「Newton」に新しいラインアップが加わったと言えましょう。仕様は以下の通りです。

★青緑と白を基調にし、少しざらつきのある半透明のキャビネットに収められている15inchディスプレー(最大1024x768)と一体型のマシン。
★CPUは233MHzのPowerPC G3(PowerPC 750)。バックサイドL2メモリーキャッシュは512Kbytes。
★インターネットへ一発接続できる「One button Internet access」機能を持
ち、内蔵モデムは33.6Kbps。
★10/100Base-TxのEthernetを搭載。
★12Mbpsの転送レートを持つUniversal Serial Bus(USB)を2つ搭載。
★4Mbpsの転送レートを持つ赤外線ポートを搭載。
★Mac OS 8.1搭載。
★AppleWorks (旧クラリスワークス)など、数々のソフトがバンドル。
★値段は1,299ドル(!!)。

●このiMac、以下のURLで写真を見ることができます。今までにないデザインなので、ぜひ一度見て下さい。

http://www.apple.com/pr/photos/iMac/iMacphotos.html

http://www.nikkeimac.com/hotnews/9805/imacphoto.hts


「MDS-PC1」使用レポート(98.05.02)

●ソニーのMDデッキ「MDS-PC1」は、パソコンと接続することによりパソコンから曲名を入力したり動作を制御したりできる点が最大の特徴です。MD制御ソフト「MD Editor」はWin95/Mac両方のバージョンがあり、接続するためのアダプターもDOS/V用、98用、Mac用が用意されているという親切設計です。私はThinkPadにつなげてみました。

コンパクトで機能的なデザイン。リモコンがでかい(^^;。

手前がThinkPad、後ろは98RX(笑)。

●従来のMDウォークマンやMDデッキ等では曲名を入力する気は到底起きなかったのですが、パソコンから入力できるというのは非常に便利です。また、トラックを分割したり結合したり曲順を入れ替えたりという作業がマウスで簡単にできます。しかも、トラックを分割する作業は60分の1秒単位で微調整できます。これは便利!

●残念なのは、CDシンクロ録音がソニーのCDデッキを接続しないとできないという点。さすがはソニー、商売がうまいぞ(^^;。MDウォークマンでは他社のCDでも光ケーブルでつなぐだけでシンクロ録音ができるので、技術的にはできると思うのですが(^^;。

●しかしながら、この編集のしやすさは特筆モノ。私は喜んで日がな一日MD編集に精を出すのでした・・・(^^;。