「電脳日記」バックナンバー
(2000年02月)
内蔵SuperDiskとATM4.5(00.02.06)
●きょう、久しぶり秋葉原に行って来ました。加賀電子(TAXAN)のPMG3 (B&W) 用内蔵SuperDiskドライブ「YS120」と、「Adobe Type Manager Deluxe 4.5」を買いました。前者は別にSuperDiskが欲しかったから買ったわけではなく、内蔵用のFDDが使いたかったのです。このところ4大の時間割やコマ数表などを連日直していて、大学のマシンと自宅のマシンでFDによるファイルのやりとりをする機会が増えたため、USBの外付けFDDでは不便でしょうがなくなったのです。しかしPMG3用の内蔵FDDというのはさすがになく、FDDも使えるSuperDiskが次善の策となりました。値段も手頃でした(^^;。
●しかしYS120の取り付けは初心者には難しいですね(そもそも初心者はこんなものを買わないと思うが)。私のようにメモリやHDDの増設に無上の喜びを感じてしまうパソコンおたく向きの商品です。周知のように青白G3は横からパカッと開けられる構造になっているのですが、ドライブの増設はやりにくい。3.5インチベイの奥の隙間が狭くてケーブルを出しにくく、非常に苦労しました。そのうえ間違ってネジをゴミ箱に捨ててしまい、後でネジを探し回ったりしてかなり時間を食ってしまいました。楽しかったけど(笑)。
●というわけでSuperDiskドライブを導入したのですが、まだSuperDiskのメディアは買ってません(^^;。買っても使い道はないし(^^;。高速のFDDとしての用途で十分満足しています。B's Crewがインストールしてあれば(特にドライバをインストールする必要もなく)そのまま使えるのもいいですね。 ただ一つだけ不満があって、それは再起動するたびに2回も「ウォンウォン」とか余計な動作音がすることです(結構音が大きい)。
●次にATM Deluxeですが、最近ExcelやPascal Writeなど一部のソフトで正しく印刷されない(行が不自然に短くなり、文字が重なってしまう)トラブルに悩まされていたので、ATMを導入すれば解決するのではないかと思って購入しました。結論から先に言うと解決したのですが、それはATMのおかげではなくプリンタドライバの更新によるものでした。今までプリンタのメーカー(沖データ)が提供するプリンタドライバを使っていたのですが、これはOS9に正式に対応しておらず、アップデートもされていません。そこで今回「AdobePS 8.5.2」を導入してみたところ、印刷のトラブルは解消しました。
●一つ注意を書いておくと、ATM Deluxe 4.5はそのままではOS9に対応していません(起動時に爆弾が出る)。そこでAdobeのWebサイトで4.5.2のアップデータをダウンロードし、インストールする必要があります。で、今回はドライバの更新で問題を解決したわけですが、それではATMは必要なかったかというと、そんなことはありません。PostScriptフォントの管理やAcrobat 4.0のフォント埋め込み関連ではATMがあった方がいいようです。こうして、次々にAdobe製品を買い続けることになるのだなあ(;_;)。
ホイールマウス問題が一応解決(00.02.07)
●以前この日記で、USBホイールマウスを使うとトラブルが頻発するのでADBマウスに戻した、という話をしました。最近ELECOMのWebサイトでマウスドライバの最新アップデータが出たので、再度USBホイールマウスを試してみることにしました。同サイトでは旧バージョンとの違いとして、次のような説明がありました。
・PowerMacG3での安定性を向上しました。
・EPSON製USBプリンタドライバがインストールされている環境での 不具合を解決しました。
・内部的なドライバのクラスを変更し、他のドライバとのコンフリクトを軽減しました。●げげ、私はG3にEPSON製USBプリンタドライバがインストールされていて、さらに他のドライバもガンガン入れています。トラブルが多発したのはこのせいだったのか。というわけで、新しいドライバをインストールしたことにより、大きなトラブルなく再びUSBホイールマウスを使えるようになりました。
●ところで、前回に書いた内蔵SuperDiskドライブの写真を撮りましたので見て下さい。
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上に載っているのはUSBハブと、みっひーちゃんとタコラ(笑)。 ドライブのアップ。Zipのようですが違います(^^;。
●ああ、やっぱり内蔵はいい(笑)。ところで、このたびOS9の「ソフトウェア・アップデート」機能を使って配布された「Open Transport J1-2.6」は、いわゆる「DHCP問題」を解決するものだそうです。私も速攻でアップデートしました。だんだんOS9の使い勝手も整ってきましたね。よかったよかった。
ケーブルインターネットを導入(00.02.15)
●私は地元の浦和ケーブルテレビに加入しているのですが、同局が提供しているケーブルインターネットのサービスにやっと入ることができました。一昨年にモニターを募集した頃から申し込んでいたのですが、私の住んでいる地域が(ケーブルインターネットの)サービスエリアに入っていなかったこと、集合住宅のため増幅器を双方向対応のものに取り替える必要があったことなどから、これまで加入することができませんでした。
●費用は工事費がデフォルト1万5千円(値引きして1万円)。月額はインターネットのみだと6,500円、ケーブルテレビのみだと3,500円ですが、両方加入すると値引きで9,300円になります。決して安い金額ではありませんが、電話代を気にしながらアクセスする必要がなくなるというのは精神衛生上非常にいいです。接続を切った時に3秒オーバーして「ああ〜〜〜〜っ」とか言って悔しがることがなくなります(笑)。原稿を書きながら気軽にWebで情報を調べられるのも大きなメリットです。今のところ回線速度もISDNを上回っており、非常に快適です。
●接続は下のようなケーブルモデム(TERAYON社製)を使います。テレビ端子(インターネット用に工事が必要)とケーブルモデムの間は同軸ケーブル、ケーブルモデムとパソコンの間はLANケーブル(ストレート)で接続します。パソコン側には10BASE-TのEthernetボードが必要です(Macには標準装備)。 IPアドレスはグローバルで、ケーブルテレビ側のDHCPサーバーから取得する形となります。このため、つい最近までMacOS 9ではモロにDHCP問題に引っ掛かってました。しかしこの欄でも紹介したように、最近Open Transportが2.6にバージョンアップされ、DHCP問題が解決しました。本当にタイミングが良かったです。恐る恐る立ち上げてみたのですが、まったく問題なく使うことができました。
奥の黒いやつがケーブルモデム。けっこうデカい(^^;。●問題点は、上の写真にもでかでかと写っているダイヤルアップルータが無用の長物と化してしまったことです。とりあえずケーブルインターネットがトラブった時にバックアップ用として使うことはできますけど。あと何か良い使い道はないかな。
●ちなみにメールアドレスは「mino@urawa.cabletv.ne.jp」というのをもらいましたが、あまり使うつもりはありません。これまでのメールアドレスは引き続き使えますので、特にアドレス帳の変更などはしていただく必要はありません。 今後ともよろしくお願いします。
Studio Displayを購入(00.02.27)
●ケーブルインターネットは基本的に快適ですが、いくつか不満な面もあります。まず、夜11時以降は極端に遅くなります。常時接続はいわゆる「専用線」ではないので、ひとつの回線を複数のユーザーが使うことになります。当然ながら、一度にたくさんの人が使えば遅くなります。ここはさらに回線を増強してもらいたいところです。
●もうひとつの不満(というか危惧)は、外部からの不正侵入の危険性が増大することです。ケーブルモデムの後ろにLinuxサーバーを立ててFirewallにするという手もありますが、もうこれ以上マシンを置くスペースはありません。いろいろ探してみると、常時接続専用のFirewall兼用ルータが何種類か発売されていることがわかりました。でもみんな高いです(^^;。いろいろ迷った末、この製品を注文しました。届いたらまたレポートします。
●ところで10日ほど前、MacWorld Expoを待てずに青白のStudio Displayを買ってしまいました(^^;。本体とマッチしていい感じです。Expoの報告はまた後日(^^;。
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