JPEG ノイズを消す |
「写真を使いたいけど、ファイルサイズはあまり大きくしたくない」とういう時はついつい圧縮率を上げてしまうかもしれません。その結果、この様に JPEG ノイズが目立つ画像になってしまいます。 |
JPEG 荒れ(ノイズ)が目立ってしまうなというようなときは、思い切ってピクセル数を落としてみて下さい。その分圧縮率を下げれば、画質が良くなって、大きいイメージのときよりずいぶんときれいになった印象を受けます。 |
★ できてしまった JPEG ノイズを消す方法
上の方法は、元々ノイズがない画像の圧縮率を高くしたときに発生するノイズを現れなくさせる方法でした。でもデジカメで撮った写真を見ると、細い線や、明暗のはっきりした境界線などのそばに、ちりちりしたような JPEG 特有のノイズができてしまっているときがあります。CRT ディスプレイで見ている限りはそれほど目立ちませんが、液晶ディスプレイで見たり、高性能なプリンターでプリントアウトしたりすると意外なほど目に付きます。
このノイズを消すには、ピクセルサイズを元の画像の 90% に縮小してみて下さい。ノイズ「だけ」がずいぶん目立たなくなったと思います。80% まで落とすともっと目立たなくなりますが、80% に縮小するということは、ピクセル数が 64% まで減るということになります。解像度の低下がノイズの減少に見合うだけの価値があるという場合にはそこまでしてみるのもいいかもしれません。