今日もちひろは鼻水っ子。薬もなくなりそうなので、お医者さんへ行く。めやに用の目薬ももらったのに、ささずに眠ってしまった・・・。
　ここ１，２週間、私といっしょの時間が多いせいか、ちひろはお母さん子になりつつある。今日、寝るときもタケトが寝かしつけようとしたら、「かーかー、かーかー」とお呼びがかかってしまった。

　今日は、連絡帳にとてもうれしいことが書いてあった。
（家庭より）
　最近、歯ブラシを替えたのですが、大きくウサギの顔が描いてあります。ちひろは、歯磨きが終わると、洗面所へ置きに行き、「バイバーイ」と歯ブラシに向かって挨拶をしています。
（保育園より）
　ひとつひとつ子供の可愛らしい姿に、大人はいい気持ちをもらいます。本当に純粋なんですものね。ちひろちゃんもそうです。実に楽しいです。自分の気持ちを素直に表現しているんです、のびのび遊んでいます。

　本当にその通りだと思う。子供がくれる「いい気持ち」は、何にも変えられないし、何よりの宝物だ。
　育児の途中では、どうしていいかわからないときが多々あるけれど、そんな時は「いい気持ち」のことを思い出せば、きっと心に余裕ができるかも。どうだろうか？

　今日は、保育園の「あつまれーの日」。日頃、子供たちが好きな遊びを、親たちもいっしょにやりましょう。というイベント。我が家は両親そろって参加した。
　内容は、ふれあい遊び・手袋人形作り・ペットボトルマラカス作りなど。

　まず、ふれあい遊び。これは、子供とスキンシップをはかる遊びで、昔からある「げんこつやまのたぬきさん」「一本橋こちょこちょ」「ちょーちちょーちあわわ」。私も歌詞や振りを忘れかけていたので、いい機会だったのだが、ちひろがちょこまかして、落ち着かず、ほとんど参加できなかった。

　次に手袋で人形を作って遊んだ。これは、中学生？高校生？？の頃に作ったものと同じで、なつかしい。できあがった人形で子供と遊ぶはずだったが、ちひろは、別のコーナーが気になって、そっちに行ってしまった。

　そして、ペットボトルでのマラカス作り。これは作る過程から子供が楽しめるので、ぜひうちでももう一度やろうと思った。
【作り方】
�@５００ｍｌペットボトルにシール・ビニールテープをペタペタと貼る。
�A中に、どんぐりや、モールなど入れる。
�B蓋をして出来上がり。
　作り方は簡単だが、
・ビニールテープは小さく切って、たくさんテーブルに貼り、好きなものをはがさせる。
・中に入れるものは箱の中に入れて、小さな穴から手を入れて取らせる。
などなど、子供心をくすぐるような工夫がされているのだ。
　ちひろは、シール貼りに没頭。いつまでたってもやめず、時間がなくなってしまい、中身はさみしいものになってしまった。

　最後に出来上がったマラカスと人形で歌を歌っておしまい。あっという間の１時間半だった。
　ちひろを含め子供たちは、大人たちがたくさんいて、慣れない雰囲気のせいか、ぐずったり、泣き出したりしていた。もっとゆっくり遊びたかったが、この時期はしかたないんだろうな。来年に期待しよう。

　保育園のイベントに参加すると、遊びに決してお金をかけず、工夫があり、いつも感心させられる。おもちゃを与えることは簡単だけど、こういうことはなかなかできないよね。たまには家でも・・・と思うのだけどねえ・・・。


＊マラカスとおみやげのバッグとおもちゃ。
　マラカスは、もっとシールが貼ってあったんだけど、
　ちひろがことごとく剥いでしまいました（涙）。＊

　ちひろは、私のことを「かーか」、タケトのことを「ちゃーちゃん」と言う。最近、テレビ・保育園の影響で「ママー」なんてふざけて言うこともあるけれど。あとは、保育園のお友達の名前。全員の名前が言えるんじゃないかな？
　今日も相変わらず、「かーか、かーか」と言っていた。が、それ以外に「ちちゃ、ちちゃ」と言い出した。どうやら、自分のことを言っているらしい。家族以外は、「ちーちゃん」と言うので、それを覚えたのだろうか？
　本名「ちひろ」と愛称「ちーちゃん」が違うのは、やはり本人にとって、戸惑いがあるのかなあと思う今日この頃。試しに私も「ちーちゃん」なんて言ってみたが、やっぱり気持ち悪い。「ちひろ」は「ちひろ」なんだよね。

　我が家に新しいぬいぐるみの仲間（くまのプーさん）が登場。怖がるかと思いきや、ちひろは「プーさん、プーさん」と喜んでいた。
　絵本を読んでいるときに「じゃ、プーさんと一緒に読もうね」と、ちひろの横に並べたら、「いや〜」と言い出した。
　「じゃ、お母さんがプーさんを抱っこしてあげようっと」と、ひざの上に乗せたら、ちひろはやきもちを焼いたらしく、プーさんを押しのけて、ひざに乗ってきた。ちひろ、おもしろい！

　話は変わり、今日の味噌汁の具は大根。ちひろは、大嫌いなようで一口も口にせず。小さく切って、ごはんと混ぜても、ちゃんと気がついて、口から出していた。なかなか難しいねえ・・・。

　今日は、昨日の残りの肉じゃがをコロッケにした。（これは、先週のちびまるこちゃんのお母さんがやっていた技だったりするが・・・）

　昨日、ちひろに食べさせたときは、ジャガイモしか食べず、肉・たまねぎ・人参は見向きもされなかった。
　が、これが衣に包まれると、ちひろの興味をひくらしく、パクパクと食べていく。ミニサイズコロッケを５個くらい作ったのだが、あっという間に完食。私の皿のものまで手をつけようとするほど。慌てて、見えないところに一時避難させた。

　この手は使えるかも。ちひろ苦手な繊維系野菜もこれで食べさせようか？
ただ、油であげるというのが高カロリーなので、気になるところだが・・・。

　昨日、今日とちひろの機嫌がとてもよい。いつもニコニコで、歌を歌ったり、踊ったりしているし、「歯磨きしよう」「お風呂入ろう」と誘っても、積極的にやろうとする。今日は、寝る時間になると、ひとりで「ネンネ」と言って、寝室へ行ってしまった。

　ここ最近は歌がブームらしい。「アイアイ」「まつぼっくりがあったとさ」「こもりうた」「ぞうさん」など、振り付きで歌ってくれる。添い寝のときも、子守唄を歌ってあげると、合唱になってしまうほどである。（ちなみに、こもりうたは「ねんねんころりよ」と、とても渋い選曲である）

　が、やっぱり食事はダメ。好きなものしか食べず、自分が嫌いになりそうなものには一切手をつけない。「馬人参作戦」もきかないし、じっと我慢の日々である。


＊「パジャマでおじゃま」のポーズをしているところ＊

　今日はポリオ２回目。先週の１歳半健診、今週のポリオと、ほとんど仕事をせず、ちひろ三昧のこのごろ・・・。
　実はこの予防接種、我が家には案内が来なかったのだ。先週、保育園で「ポリオ受けてくださいね」と、言われて初めて知り、保健所に問い合わせたら、「そのお誕生日だと２回終了しているはずなんでるけど」と言われてしまった。どうやら前に住んでいた区と、対象が違っていたらしい。（引越しされる方はご注意！）

　会場は近所の文化センター。仕事帰りなので、終了ギリギリで受付。体温をはかり、診察をして、ポリオを飲む。さすが２回目とあって、ちひろも慣れたもの？特に問題なく終わった。
　その後、３０分程その場にいなければならないのだが、絵本を読んだり、歩き回ったりと、機嫌が悪くなることなく終わった。
　思えば、前回５月は、あちこちなめまくったり、動きたいけどまだ歩きも未熟だったし、思い通りにならずぐずったりで、この３０分が苦痛だったなあ。
　半年の成長を改めて感じた１日でした。

　今日は、１日お休みをとった。午後、区の１歳６ヶ月健診があるためだ。
　で、ついでといってはなんだが、午前中は保育園で保育参観をしてきた。

　今は保育園で「焼いも会」というイベントをやっている。主役は３〜５歳の子供たちで、いくつかのグループに分かれて、出し物をやるのだ。出し物は、「いもほりごっこ」「レストラン」「やきいもやさん」「お化け屋敷」など。新聞紙をまるめて、絵の具を塗ったものをおいもにしたり、新聞紙をちぎったものを敷きつめて、そのなかにお芋を隠して芋ほりしたりと、子供ならではのアイデアが満載。大きい子供たちをみながら、ちひろの３年後を想像してしまった。

　肝心のちひろは、いつもは元気いっぱい、何でも率先してやる子なのだが、今日は私がいたため、すっかりお母さん子になってしまい、何をするにもひっつき虫のようになっていた。先生曰く、「月齢があがるほど、こういう傾向がある」とのこと。まあ、大人になったということにしておこう。
　今回、一番興味があったのは食事風景。どうやって、いろんなおかずを食べさせているのか知りたかったのだ。
　が、ちひろは相変わらずのひっつき虫で、椅子に座ろうとせず、ずーっと私のひざの上だった。今日のおかずは、「鶏のプルーン煮・胡麻和え・具沢山味噌汁・柿」。
　やはりまず先に手を出すのはご飯。一通り、ごはんを食べた後、先生が、「ちーちゃん、他のおかずも食べよう」と促し、食べさせる。ちょっと手をつけるが、なかなか進まない。最後の手段で、先生がデザートの柿をちらつかせた。で、「これ食べたら柿食べようね」と甘い言葉で、ちひろは、あっさりおかずを一口たべた。すごい・・・。また、先生の食べさせ方がすばやい。ちひろがちょっと口をあけた瞬間、スプーンを滑り込ませる感じ。あのスピードも大事なんだろう。きっと。
　と、先生の「馬に人参作戦」で、ちひろはほぼ全量を食べたのだった。

　午後は区の保健所へ行き、１歳６ヶ月健診の歯科健診を受けてきた。

　まず、アンケート（お菓子・ジュースの与え方など）を記入して、すぐに歯医者さんの健診が始まった。
　先生に口の中を広げられたりするものの、ちひろは嫌がりもせずおとなしくしていた。
　結果、ちひろの歯はただいま１６本。虫歯もなく、問題なしだそうだ。

　何かありますか？と、聞かれたので、フッ素塗布について聞いてみた。先生は、「絶対にやるべき。やるとやらないとでは２０歳になったときに大きく違う」と、断言していた。
　で、初めて知ったのだが、フッ素塗布にも２種類あり、歯医者さんで徹底的にやるものと、日々、歯磨きのたびにスプレーするものがあるのだ。そんな説明をしながら、先生はちひろにフッ素配合スプレーをシュっと吹きかけていた。
　フッ素については、安全性が確立していないとか、悩むところが多いのだが、うーん、どうしたらいいのだろうか。なかなか答えがだせないなあ・・・。

　その後、歯磨きをしてもらう。歯医者さんの容赦なく、てきぱきとした歯ブラシさばきで、普段嫌がっているちひろも、おとなしく磨かれていた。
　やっぱり躊躇してしまうのがいけないのだろうか？私も今夜からがんばっちゃおう。
　
　帰宅後、おやつの時間に保育園テクニックを使ってみた。すると、けっこう食べてくれた。この手がいつまで続くものか・・・？？

　自我の目覚め以来、ちひろのわがままは留まることを知らない。
　今日の夕食では、用意した魚（ししゃも）は、一口たりとも口をつけず、気をひこうと花形にくりぬいたにんじんは、一口だけでそのまま戻された・・・。怒っても、ほめても、ガンとして自分の主張を曲げない。うーん、誰に似たんだろ・・・。ということなので、ちひろは自分の好きなはんぺんばかり食べ、ほぼ１枚分平らげてしまった・・・。

　そして、事件はさらに続き、今日もお風呂に入りたがらず、結局風呂無しで寝てしまった。
　原因としては、お風呂に入れる時間がいつもより遅いというのがあるんだけど、果たしてそのせいかなあ？？
　寝るときも、なかなか寝室に行こうとせず、泣きわめくちひろを無理矢理寝室へつれていった。が、ちひろはあっさり機嫌がよくなり、ひとりでニタニタ笑ったりしていた。
　今まで楽だった分、このダダこね状態にはちょっと戸惑っている。怒るべきか、させたいようにするべきか、どんなもんなんだろう？？


＊「かーか！」と人参を食べさせようとするちひろ。自分で食べて欲しいのに・・・＊

　今日は、ちひろが珍しくグズリ、しかもそれが尋常ではない状態で、ほとほと困ってしまった。

　そろそろお風呂に入る時間なので、
「ちひろ、お風呂の時間だよ〜」
　と、声をかけても無視。しかたなく、抱っこでお風呂場まで連れて行ったが、それこそ火がついたように泣き出した。
　いつもなら、お風呂の友「やんちゃるもんちゃの水鉄砲」をみせると、ご機嫌になるのに、泣き止まない。
「じゃ、お母さんといっしょに入る？」
と、声をかけてもダメ。荒療治で、洋服を脱がせ、風呂場に入れたものの、泣きはさらにパワーアップ。ちひろ、今まで生きてきたなかで、最も激しくないたのではないか？というレベルに達した。
　ちひろはお風呂から逃げ出し、ソファーの陰に隠れて、頑として動かない。涙と鼻水でぐじゅぐじゅになりながらも、まだ泣き続けていた。
　機嫌をとるため「みかん食べる？」と、誘い出し、さすがに食べ物には弱く、泣きながら、みかんを取りにきた。
　このときもおもしろくて、みかんを一房取ると、またソファーに隠れてもそもそ食べる。食べ終わると、また取りに来る。まるで何かの動物のようだった。

　こうして、ちひろは徐々に機嫌のよさを取り戻したが、お風呂には入れずに眠ってしまった。
　めったに機嫌が悪くなることがないので、今日のグズリにはびっくり。こんなこと、まだあるんだな〜と、改めて育児の大変さを感じるのだった・・・。

　よりによって、明日は１歳半健診。ちひろ、せめて今日はお風呂に入って欲しかったよ・・・。


＊パソコンに向かうちひろ。だが、目線はテレビに釘付け・・・＊

　ミッフィー椅子を克服したちひろ。最近は率先して座るようになった。が、座るだけではなくて、立ち上がってりして、とてもあぶない。
　さらに最近は椅子を道具として使うようになった。下の写真のように、踏み台代わりにして、テーブルの上のものを取ろうとするのだ。これはかなりあぶない。おまけに、下を見ずに降りようとするから、このままだといつか、足を滑らせて頭を打ちそうだ。
　椅子を隠してしまおうかとも思うんだけど、せっかく知恵がついたのに、もったいない気もするし、一度危ない思いをさせて、危険を認知させたほうがいいのか？などなど、いろんな気持ちが交錯する。どんなものなのかなあ？？

　今日も「ねないこだれだ」に夢中。怖くないんだろうか？？


＊踏み台にしてるちひろ。が、取りたいものが取れず怒るのだった＊