R32 キーレスエントリー取り付け

最近の車には当たり前にあって32には無い、あると便利な装備。後付で装着可能ならば手に入れて装着してみましょう。

購入したのはY!オクで検索かけると沢山出てくる「Magicar FAI-820」

32の運転席側ドアにはモーター(アクチュエーター)が付いていないので、追加購入で当時のセット価格8,980円也(送料込)

簡単に書くと、配線は常時電源とアース。
リモコンでの開閉操作に応じた信号をモーターへ送る2配線。
アンサーバックの配線をハザードの配線に割り込ます2配線(省略可能)。
オプションで、窓を閉めたりトランクを空けたりするモジュール信号も出力出来るようです。
取り付けにおいて一番面倒なのがモーターの位置決めかな。

ドアリムとの隙間の関係で、モーターを付けられる位置がかなり制限されます。
適当な位置に取り付けてしまうと、トリムが元通りに組み付けられなくなります。
モーターは試行錯誤の末、画像の位置に取り付けました。ドリルで穴を開けて取り付けています。

モーターとロッドの取り付けが完了し、手で動かしてみるとかなり遊びがあって少し不安になりました。
でも通電して動作確認してみると、ちゃんと開閉してくれるようなので、安心してトリムを元通り組み付けました。

モーターの配線はコルゲートチューブを巻いた上、走行中の異音防止のため適所に結束バンドを使って固定。
室内への導入にはドアとボディーにあるグロメットに穴を開けた上で、純正配線に沿って室内に通してます。

場所的に雨や洗車の時に水がかかる場所なので、配線を通した後、グロメットにはシーリング剤を塗っておきました。

このキーレスユニットは少し不親切で、無駄に配線が何本も出ています。
常時電源用の配線が3本。アース線が3本。ユニット内の基盤で一本にまとめてくれよ。
後から接触不良になるとまた作業が面倒なので、半田片手に一本にまとめ、熱収縮チューブで絶縁処理。

これで電源とアースの配線接続は各一本だけで済みます。

アンサーバック用の配線はハザードのスイッチハーネスから取るつもりでした。しかし結線して動作確認すると、おかしい!
右ウインカーは点滅するのに、左ウ インカーは点滅しない。軽く原因追求してみたものの時間の無駄。
すぐに諦め、ステアリングコラムを外してウィンカーレバーのハーネスに結線しました。矢印の極から出ている配線です。

電気屋として、タップを使う結線方法は嫌い(トラブルの元なので仕事では絶対に使いません。プロが使うのはただの手抜きだと思います。)なんですけど、今回は手抜きで使用してしまいました。

メインユニットはアクセルペダルの横にちょうど良い空間があったのでこの中に入れ込みました。

うちの32は車庫で眠っている時間の方が長い。 常時電源供給がバッテリーの負担になるのが心配。
ユニットへの配線途中にスイッチを挟み、自宅車庫内では電源を落とすようにしました。

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