R32 エバポレーターセンサー交換

エンジン始動直後にエアコンを入れると
・コンプレッサーが頻繁にON/OFFを繰り返す。
・内気循環にしてると、OFFになると同時に解除され外気導入になる。
・何回かSWをON/OFFしていると通常通りに継続して冷気が出てくる。
ACを入れたまま暫く乗っていると継続して冷気が出てくるようになるけど、
一度エンジンを切って再始動して入れるとまた同じように効いたり効かなかったり。

過去に頂いたアドバイスによると
【冷媒温度センサーと吸気温センサー。どちらのセンサーが壊れていても自己診断では「27」の冷媒温度センサー異常と表示される】
ということです。

うちの32と同症状が出ていて、実際に冷媒温度センサーの交換を実行してみるとなおったとの報告
(詳細ははおはお日記
冷媒温度センサー交換のつもりが吸気温度センサー交換 (・・;) @
冷媒温度センサー交換 A」を参考に)
ということでうちの32も交換することにしました。

部品番号 部品名称 値段 D.I.Y.
27728-05U00- エバポレーターセンサー 1,292円 約60分


■まずはグローブボックス等を外してクーリングユニットをむき出しにします。
そしてブロアファンを外す。外し方は「サーミスタ交換」、「ブロアファン洗浄」を参考にしてください。
エバポレーターセンサーは助手の指差している配線がそれです。

■まずはユニット上部にあるセンサーのコネクターを外す。
ありがた迷惑な事に奥へ引き抜くようになっています。
うまく抜けず、イラついてコネクタ丸ごと手前に引いたら、ユニットから丸ごと外れました。

■サーモアンプを外して開いた穴から中をのぞくと、奥に黒いものが巻かれた配管が見えます。
センサーはその黒いもので配管に固定されています。
サーモアンプの穴からは手が入らないので、ブロアファンを外して開いた穴から手を入れセンサーを外します。
手元は見えないので、指先の感覚を頼りに位置を掴み毟り取ってください。

■外してみるとクリップのようなもので配管に固定し、その上から黒い粘着テープのようなものが巻かれていたようです。

■そして新しいセンサーを元の位置に取り付ける。
黒い粘着テープが粘土状になっているので、クリップは使わずセンサーを差し込み、その上からその粘土状のもので覆っておきました。
以上の作業により、エアコンは完全に復活した模様です。

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