R32 エアコンイルミ照明LED化

R32のエアコン照明は点いてるのか点いてないのかよくわからない位に暗い。
簡単な解決策として「エアコンイルミバルブ交換」にも書いている様に、純正バルブの青キャップを外すという方法がある。色がオレンジになるのが気にならなければ、これだけで不満無い程度に明るくなります。

白く綺麗に光らせたくなったので、LED化に着手しました。
純正バルブの台座にLEDをつけて装着するのが一番簡単な方法だと思いますけど、パネルをばらしてもらうとわかりますが、純正バルブはボタン2つに1個の割合で付いており、しかもボタンとボタンの間に配置されいます。 LEDは光があまり拡散しません。そのまま台座にLEDをつけて装着しても、あまり明るくはならないかもしれません。よって各ボタンごとにLEDを装着しました。

今回、私がしている方法はある意味特異です。もっとスマートな装着方法があるかと思いますので、参考にして各自頭をひねってください。

使用したLEDは
「3mm白色LED、超高輝度、3.6V、20ma、2070mcd、60°」
今回使用した抵抗は、購入時に付いてきた470Ωですが、510Ω位をオススメします。
(注:3mmものでないと、ボタンの中には納まりません。 )
上からLED、抵抗、定電流ダイオードCRD。今回は抵抗を使用しています。
 
LEDそのものに関する知識は、検索すれば沢山出てきますので他で勉強してください。
私は、ここに掲載出来る程の知識を持っていません。
便利ですよ→LEDの電流制限抵抗の求め方

コントロールパネルの取り外し方は「エアコンイルミバルブ交換」を参考に。

パネル分解
赤点箇所のネジを外しフロントパネルを外す。
 

赤点箇所のネジを外し、フロント基盤を外す。
裏のバルブ差込穴から押すと外しやすい。
 

さらに赤点箇所のネジを外すと中の基盤も外せます(固いけど)。
 
こんな感じです。
 
個人的に観察する為に外しただけで、今回の作業においては基盤を外す必要は全くありません。

パネル加工
各ボタンごとにLEDを配置するために、フロントパネルを画像の状態にまでばらしてしまいます。
ボタンは白いプラスチック部分に、キャップのように被さっているだけです。
 

赤点箇所については、LEDの足を通せるような隙間がないため、カッターでも使って穴を開けてください。
 

裏側の透明プラスチック(これで電球の光を拡散させてる)は邪魔なので外します。
 

LED装着
作業に集中し過ぎて写真撮るの忘れてた為、いきなり完成間近写真ですけど、パネルを裏返し、LEDの足が来る部分に切れ目を入れた配線をホットボンドで固定。
 

表側から、画像のようにしてLEDの足を裏に通し、それぞれの足を配線に”並列”に繋いでゆく。
 

地道な作業が完了したら、純正バルブの取り付け穴から配線を外に出し、基盤側のパネルと組み付ける。配線の取り回しを綺麗にしないと、上手く組めなくなるので気をつけて。
 

テスターがあれば極性を調べて、配線を基盤に半田付けしたのですけど、わからなかったので、今回はシガーソケットのイルミから配線を分岐させて電源を取っています。

★教えてもらった情報です
【二つ有るハーネスコネクターの小さい方の、背面側から見て右端の上がイルミネーションです。その下がマイナスアースになっています。】
この情報を基に基盤を観察すると、赤点箇所がイルミ(プラス)、黒点箇所がアース(マイナス)になるはずです(違ってたら教えて)
 

装着して点灯させてみると、明るいを通り越し、まぶしいです。少し照度を落としたいくらいの明るさがあります。そして、この白さは青帽子電球なんかでは再現出来ないでしょう。
 

参考比較画像:パネル上段が純正青キャップバルブ使用、下段が純正青キャップ外しバルブ使用。
露出が一定でない為、単純比較は出来ませんけど、カーステレオのイルミを参考に比べてみてください。
↑の写真、カーステレオは暗いのにエアコンは明るい。一方
↓の写真、カーステレオは明るいのにエアコンは暗い 。
つまり↓のほうが明るく撮影されているにもかかわらず、↑より暗いのです。 (わかりにくい?)
 

シガーソケットイルミLED化
失敗を考慮して多めに買っておいたLEDが余ったので、ついでにシガーのイルミもLEDにしてしまいました。下の画像のソケットから出てる金属プレートがマイナスです。
 
ノンスモーカーな私には無くても困らない照明ですけど。
 

参考サイト
Eastender's life with GT-R」 - GTROC Official Member's Blog
- LEDにしてみようA
- 便利なツール!?
- エアコンパネルのイルミネーション(2)
- エアコンパネルのイルミネーション(3)

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