スカイラインスポーツ １96２年：ＢＬＲＡ-3
スカイライン 2000GT-R １９６９年：ＫＰＧＣ１０
フェアレディZ 432 １９６９年：ＰＳ３０
スカイライン スポーツ 1962年：BLRA-3
日本のメーカーが外国にデザインを依頼し、市販された最初のモデル。1960年トリノショーで公開された後、1961年3月に日本でも発売、翌年4月から発表された。
エンジンはグロリア用の1,900ccを搭載、ボディーはほとんどハンドメイドだった。
クーペとコンバーチブルがあり、生産台数は合せて60台。この時に培ったボディー製作技術は、後に天皇陛下の御料車ロイヤルに活かされた。
■主要諸元：全長4,650×全幅1,695×全高1,410(mm) ホイールベース2,535mm トレッド（前/後）1,338mm1,374mm 車両重量1,350kg 乗車定員4名 最高速度150km/h エンジンGB4（水冷・直4・OHV・1,862cc） 最高出力69kW(94ps)/4,800rpm 最大トルク153N・m(15.6kgm)/3,600rpm 変速機4速フロア サスペンション（前/後）ウィッシュボーン/リーフスプリング ブレーキ（前/後）ドラム/ドラム タイヤ5.90-15-4 価格（発売時）クーペ185万円
スカイライン ハードトップ 2000GT-R 1970年：KPGC10
1969年1月に発売されたGT-R（セダン）は、レーシングカー並みの高性能DOHC24バルブエンジンと4輪独立懸架サスペンションを武器にレースで大活躍した。1970年7月、ハードトップにモデル変更されたGT-Rは、ホイールベースが70mm短くなったことによりハンドリング性能が向上、その速さに一層の磨きがかかり、”ツーリングカーの王者”と呼ばれるまでになった。
■主要諸元：全長4,330×全幅1,665×全高1,370(mm) ホイールベース2,570mm トレッド（前/後）1,370mm1,365mm 車両重量1,100kg 乗車定員5名 最高速度200km/h エンジンS20（水冷・直6・DOHC・1,989cc・ソレックス3連キャブ） 最高出力118kW(160ps)/7,000rpm 最大トルク177N・m(18.0kgm)/5,600rpm 変速機5速フロア サスペンション（前/後）ストラット/セミトレーリングアーム ブレーキ（前/後）ディスク/ドラム タイヤ6.45H-14 価格（発売時）154万円
フェアレディZ 432 1969年：PS30
フェアレディーＺはフェアレディー1600/2000の後継モデルとして、1969年11月発売された（10月発表）。クローズドボディーとなって快適性・安全性が向上したＺは、スタイルのよさや運動性能の高さもあいまって100万台を超える大ヒットとなった。
Z432は、スカイラインGT-Rと同じS20エンジンを搭載したホットバージョン。"432"は"4バルブ・3キャブ・2カムシャフト"から取ったネーミングである。
■主要諸元：全長4,115×全幅1,630×全高1,290(mm) ホイールベース2,305mm トレッド（前/後）1,355mm1,345mm 車両重量1,040kg 乗車定員2名 最高速度210km/h エンジンS20（水冷・直6・DOHC・1,989cc・ソレックス3連キャブ） 最高出力118kW(160ps)/7,000rpm 最大トルク177N・m(18.0kgm)/5,600rpm 変速機5速フロア サスペンション（前/後）ストラット/ストラット ブレーキ（前/後）ディスク/ドラム タイヤ6.95H-14（5.5Jマグネシウムホイール） 価格（発売時）185万円
