04/5/5 大観峰-月食観察〜阿蘇周遊

自分の中では帰省している友人と一緒に行き、その後5日に再度月食観察を兼ねて一人でまた行く予定にしてた。だが友人との予定日は雨。新緑は太陽の光を浴びてこそ美しいのだ。延期する事2日、前日に天気予報を見ると5日の降水確率0%!よっしゃ行けるぞ!と思ったのだが、その日は友人が赴任先へ戻る日でもあった・・・
そんな不運な友人と分かれ一時帰宅(この時点ではまだ4日夜)、妹の旦那と鍋で乾杯!!ビールの次は焼酎か?と気分良くなってきたが、まだ20時とはいえ出発予定時刻の1時までに酒が抜けなかったらいけないと自制。
皆が寝静まった頃コッソリと出発準備を始めたが、車の汚れが気になる。GW突入前にしたポリマーかけが次の日からの雨で・・・えぇ洗いましたよ、夜中の0時に。

さて出発。
まずは恒例の給油から。いつものスタンドで満タンにして、最終的には予定より早い0時50分位に出発。今回も前回(SKYDIARY:2003/11/23)と同じルートで大観峰へ。山鹿辺からモヤが出始め菊池渓谷周辺では視界不良によりかなりのスローペース。月を心配しつつ暫く走ると前方にセルシオを発見!テールを頼りに走ろうと近付くが先を譲られてしまった・・・

3時過頃大観峰到着。月食とGW最終日が重なってかなりの車が停泊中。だがモヤが濃いので、晴れた部分を探してウロウロするが良い場所が無い!結局大観峰に戻ったけど、その頃には晴れてました&月が欠け始めてます。

カメラを準備、月なんて撮った事ないから露出をどうセットしたら良いのかさっぱり??中央重点測光のAEで撮りました。しかも車のバックに入れるとなると月が小さ過ぎじゃん!急遽300mmと50mmのレンズ2本を付け替えながら多重露出に兆戦。その結果以下のような写真になってました。

■月の位置が悪い&ブレてる!バルブで2分の露出をした車は全くぶれてないのだが・・・
やはりズームレンズの重みと風には耐えられなかったようだ。もっとしっかりとした三脚が必要だな。

天体ショーが終わる頃から東の空が明るくなり始め、一帯にモヤが・・・
そんな中で数カット撮影後、仮眠。

8時過ぎ頃日差しがジリジリきて目が覚めた。朝食をむさぼりつつ阿蘇五岳方面を眺めるがどうもクリアじゃない!なんちゅーか、強烈な黄砂(多分)。

車も増えてきた事だし下山。次の目的地は仏酔峡なんで一の宮へ下りるべきなんだが、給油の為に内の牧方面へ下山、R57を少し逆走、出光にてリッター119円のハイオクを28.5Lほど給油。

R57を宮地手前で右に曲がり仏酔峡へ。
阿蘇へは小さい頃からかなりの回数来てるのだが、東から上るのは初めて。とりあえず交通規制で10日まで乗入禁止みたいな立看板があったけど、問題無くロープウェイ駅まで行けた。。。あれは何だったんだ?
「仙酔峡ミヤマキリシマ(つつじ)」は今週が見頃だそうです。

往復1500円もするロープウェイにギュウギュウ詰めにさてれ(タイミング悪く観光バスが到着してしまって・・・)山上へ。下りてビックリ!西口と違って降口は火口のそばではありません、ちょっとした登山です。乗る場所に説明書き位用意しといてくれよ!火口まで20分程ヒィ〜ヒィ〜言いながら登りましたよ!!火口が見えてまたビックリ!!火口を見るなら西口の方が迫力あるジャン。
■東口からのパノラマです。6枚を合成したので微妙に歪んでますけどね・・・
(左端で写真を撮ってる赤い服を着た人が、右端にも写ってたるする/笑)


■これが高岳。歩いて登ってる人もいましたが、私にそんな体力はございません

噴煙の向こうに草千里が見えるのに気付き、写真を撮ろうとするがカメラをセットしたら噴煙が視界を遮ってくれた。風向が変わるのを待つ為、なぜか誰も行かない展望所の逆の端の柵に腰掛けてボォ〜っと眺めてたら見知らぬオバさんが声を掛けてき、真横に腰掛けてきた。なぜか作務衣&雪駄。前の絶壁に飛び込みそうな雰囲気でも感じたのかな?(笑)少し話をした後、自分の姿を携帯で撮って誰かに送ってる旦那サン!?と一緒に帰って行った。
風向きが変わり草千里を収めた所で下山。

■火口の奥に見えるのが草千里

登ってきた道を下るのもキツイ、道など無視してロープウェイ駅まで一直線に下りてみた。

■上の写真を撮った場所から180度振り返るとこのような光景です。
真中の建物がロープワエイ駅です。


こんなにキツイ場所、四国の金毘羅と並ぶ「1度行ったらもう結構」リストに入れてやった。今後は西口オンリーとする。

■仏酔峡から下りて来た所です。
後に見える建物はパゴダ(仏舎利塔)


■更に下りて行くと牛発見!阿蘇ならではの光景。
あの背中に寝そべって昼寝がしたい。

次の目的地へ向けR57へ出て右折、坂梨から右折R265に乗って高森方面へ。すぐに古閑の滝なる看板発見。なんか聞いた事あるなと思い左折、狭い道をグングン入って行くと発見!駐車場に車を停め目にしたのは”↑600m”の標識。しかも勾配がきついときた。またしてもヒィ〜ヒィ〜言いながら到着してこれまたビックリ!しょぼい・・・
思わず叫んだ「これだけ?」の声を聞いた先客が「同じリアクションしてる」と笑ってたが、行く価値無し!さっきした俺の小便のほうがよっぽど勢いがある!こんなのデジタルで十分だが、フィルムのほうしか持って来なかった。段階露出するにはポジがもったいないので一発撮です。

■岩肌を撮影したかったんじゃないですよ・・・滝です、一応。

R265に戻りしばらく走ってR217へ左折、広域基幹林道阿蘇東部線に出ると右手に目的の阿蘇望橋

日本版マジソン郡の橋らしですが、マイナーなスポットなんでしょうか?見に来てる人はヒジョーに少なかったです。

橋を抜けると通行止め!逆方向も少し走ると通行止め!!無駄に広いのでクラッチを蹴ってUターン、綺麗な道にブラックマークつけちゃいました、、、。それにしてもなんなんでしょうこの道は?しかもこんなの作っちゃって。人が多く通る場所なら観光スポットになりうるだろうけど、こんな奥地に・・・。それをわざわざ見に来る俺も俺だな(笑)
R265に戻りさらに南下、新緑の美しさに見とれながら一気に(今思えば路肩に車を止めて写真を撮っておけばよかった。)月廻り公園へ

家族連れのなんとものどかな光景を眺めつつ休憩。そこで事件!
ある親子のの遊ぶフリスビーが自分の車目掛けて突進!屋根の上に”バシッ”とぶつかり落下。黙って見てたらその父親、車の事など気にせず何事も無かったかのように拾って戻って行った。ちょっと待てぇ〜!一部始終見とったぞ!とりあえず車のチェック。あれ!?傷のようなものが入ってますがどうしてくれるのですかね?とりあえず指で擦ってみたけど消えない。これは傷でしょう。これだけピカピカやとわっか状の傷は目立つっちゅうねん!!バカ親父、相変わらず自分の車の後ろで遊んでおる。微妙に疲れてるのか、なぜか怒りが込み上げてこない。
ちょっと濡タオルで拭いてみた。
お!消えた。
これで良しとしよう。。。

一段落した所でR265を南下、高森峠、別名千本桜峠へ
桜など既に散ってるが、1度見てみたかったクネクネ道。写真を1枚撮ったら満足です。

■木々に隠れてこれじゃカーブの凄さがあまり分かりませんね。

登りきった所でトイレ休憩をして、同じ道を下りる。
そのまま涌水トンネル公園へ

入場料300円払って4-500m位のトンネルを歩く(それにしても今日はよく歩くな・・・)。

突き当たりにある岩の隙間から水がジャバジャバと。特に冷たいわけでもないです。個人的に「ムム」と思ったのはウォーターパール。写真じゃ伝わりません。デジカメの動画機能で撮影してみましたが、よくわかりません。機会があれば自分の目で見てみてください。

■水車の奥にあるのがウォーターパール

その後R28に乗って俵山展望所へ。なんちゅーか帰る人の車が多いです。この時点で時刻は16時過。西口からも火口に登る予定なのだが、このままだと時間的に厳しい。見通し良いのを利用して追い越しをかけまくる。峠を登らずとも麓にパーキングがあったのでそこで写真を撮って満足!白水まで逆戻りして、お土産を買いに「苺の家」に寄るがGWだからか売り切れ。そのまま阿蘇山上を目指します。気合入れて走ってたら120にセットしてる油温のワーニングランプが点灯しちゃいました。それでもなんとか17時頃ロープウェイ駅に到着。もう火口へは登らず草千里へ移動。
■左端の影が私の32クン。

路肩に車を止めて30分程ボォ〜っとして、米塚へ

その途中、友人とすれ違った!来るとは知ってたが、すれ違うとは思わなかった。パッシングしてやったが、しなかったらコッチには気付いてなかったろうな、あの驚き様は。

その後のルートは前回と同じくやまなみハイウェイから九酔峡を抜けて、
九重インターより高速に乗り、古賀インターで下(3000円クレジット)、いつものスタンドでリッター108円のハイオクを35.4給油。つまり今回使用した燃料は63.9L。 トータル走行距離は538km。燃費は8.4k/L。エンジン回しまくったわりには好成績だ。
次は夏に行くことになるでしょう。


NISSAN R32 SKYLINE WALLPAPER
(No.85, No.86, No.87)

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