誤算多し  2001.07.01



さてやってきました第1回東京オリエンテーリング倶楽部(以下TOC)。この梅雨真っ盛りの7月1日雨が降ったら散歩どころではないと、あまり外を歩かない企画として考え出されたが、企画会議をしていくとこれがまた面白そう、 「これは大変だ。こんな企画だと参加希望が殺到するに違いない。収集がつかなくなったらどうしよう」

と考えた私とK氏。そしていざ当日になってみると参加者9人。あれっ。

気を取り直し3つにチーム分けをして、作戦会議。今回は東京五色不動をいかに早く回ってくるか。3チームではあまり変わらないルートをとるのではないかと思ったら、作戦会議もせずスタートするチームあり。その後のコースも三者三様。 人間って不思議だよね。

ところでこの日は超真夏日。東京の最高温度はなんと36.7℃。今年の梅雨前線はサボり気味なのであった。はっきり言ってつらかった。自販機でお茶飲みまくり。しかし、時間競争してるので休憩を取る暇はなし。しかも、暑いのもつらいが、乗り物に乗るので外で暑い、乗り物で寒いの繰り返しで体調がさらにつらくなってきた。う〜とりあえずビールのみたい。

優勝チームがゴールしてしてから30分後、準優勝チームがトラブルにも負けず実質的にゴール、そして最下位チームがゴールしたのが更に30分後。こんなに差がつくんだ。優勝チームが待ちぼうけで罰ゲーム受けてるみたいだった。

さあみんなで、ビールの待つ笹の雪へ移動。ここは老舗の豆富料理店だ。豆腐ではなく豆富である。豆たっぷりということか。赤絨毯の階段(さすが老舗って感じ)上がって座敷へ。汗かいた後のビールはやっぱり幸せを実感できる瞬間だ。豆富ワインは今一つであったが…。しかし、豆富うまいっ、特に茶碗蒸の前のスープみたいなのが絶品。あんかけ二つ出すくらいならあれを二つ出せって思った。

いつもの散歩の後、二次会は散歩の話しなんてほとんど出ませんが、今回は大盛り上がり。どこが勝負の分かれ目だったとか、あそこで遭った時に負けたと思ったとか。各チームのコースも話題だった。都電に40分も揺られてたとか、目白から高田馬場まであの暑い中歩いたとか(ちなみにこれはどちらも最下位チーム)、看板にだまされて迷ったとか、話し好きのお爺さんにつかまったとか。トラブル&エピソードがてんこ盛り。勝負事は熱くなるから、おもしろい。しかし、オブザーバーはつまらなかった。(私とK氏はオブザーバー)次回は最下位チームにオブザーバーやってもらわくちゃ。罰ゲームとしてね。