西郷どん谷根千を望む・・(2001年3月20日)

厳しい寒さだった冬も終わり、やっとrekisanも冬眠から覚める季節がやってきました。(個人的にはスキーをするので冬は大好きなんですが)21世紀最初のツアーは、上野公園から谷根千(谷中、根津、千駄木)をめぐるコースです。集合場所はもちろん西郷どん像前。西郷どん像は似てないとか言われてますが、ご存知東京三大銅像のひとつ。ちなみにあと二つは楠正成公と大村益次郎、どこにあるかは自分で調べてください。しかし、威厳があるねえ。んっ、頭に白い物が、鳥の糞だ。ありえないけど、もし銅像になるなら傘さした姿でなりたいな。

さて一行は不忍池の橋の前を通りすぎ、お昼時の上野精養軒の前を通りすぎ、無料開放の上野動物園の前を通りすぎ、鑑真和上像展の人ごみの前を通りすぎ、こう書くと、ナにも見ていないようですが、ちゃんとクイズしながら楽しく散歩してます、お化け灯篭も見たし。と言いながら国立博物館前にここで問題発生。我々は総勢19人団体は20人から値段は420円が210えんっ大きい。とりあえず交渉だ。

「おばちゃん、僕ら19人なんだけど」しまった、おばちゃんって言っちゃった。お姉さんといえばよかった。結果あえなく却下。仕方がない一人ナンパだ。こうしてコートジボアールからきたフランス人がひとりメンバーに加わりました。

法隆寺館で待ちに待ったお昼。天気はいいし、室内とテラス、そりゃ、テラス席でしょ。「おれ、ビーフ巣とろガの不」と頼んだら、急に風が出てきて隣の席のポテトチップが舞う舞う。今思えば、あのテラス、構造上風が通りやすい造りだったんだよ。目先の心地よさに目がくらんでしまった。

さてお昼が済んで、ここで前出のフランス人とはお別れ。いざ、谷根千へ。しかし道は細く、車は渋滞で散歩するにはちとつらい。そんな中、渋滞の車の脇でクイズしている20人の集団ってなかなかいない。そんなこんなで、一行は下町風俗資料館(通称:吉田屋本店)を見て、築地塀みて、谷中せんべい食って、谷中銀座を通って、千駄木駅へ。ここが終点。いや今回は歩いた。誰か万歩計持ってたら歩いた歩数教えて欲しいよ。前回の倍近く歩いたのではないだろうか。

時間は午後四時。さあ二次会だ。ビールだあ。あれっ、みんな帰っちゃうんだ。なんだよ。男ばっかり5人になっちゃった。まあいいか。バックグラウンドの違う男5人が集まったら盛り上がる話題と言えば、そう 「なつかしのテレビヒーロー」。この話題おとこだけだとやたら盛り上がるんだよね。結局すずめのお宿追い出されたのが午後11時半。あの狭い席に6時間半。誰だよ「男ばっかりだしさくっと飲んでさくっと帰るか、今回は」って言ったのは・・・オレか。誰だよ毎回最後まで飲んでるやつって・・・オレか。まっ今回は公約どおり終電では帰ったよ。