熊野古道(和歌山県)

 2003年のK555の例会は幹事役を筆者がつとめることになり、 熊野古道を歩くことになった。 せっかく遠方から出かけるので、 気候が安定しあまりじめじめしていない11月初旬の連休を利用して出かけることにした。
 11月1日朝、紀伊勝浦駅に参加者8人が集合したのち、レンタカーで熊野那智大社に移動。 熊野那智大社や青岸渡寺、那智の滝、それに熊野速玉大社、補陀洛山寺も見学した。 最後に大門坂を歩いてこの日の宿である尊勝院(宿坊)に落ち着いた。
 翌2日は、三越峠から熊野本宮大社までのんびり約4時間かけて歩いた。 途中に水呑王子、伏拝王子があり、往時の熊野詣に思いをはせることができる。 熊野本宮参拝後、この日の宿の湯ノ峰温泉の旅館に投宿し、二日間の短い熊野詣を無事終えた。


11月1日。三重塔から那智の滝へと続く石の階段。 巨木の間のうす暗い坂道は長い歴史を感じさせる。

11月1日、10時過ぎ。 那智の滝を前にしてなにかの神事が行われていた。

11月1日、新宮の熊野速玉大社と補陀洛山寺を回った後、 大門坂から青岸渡寺の宿坊「尊勝院」まで40分かけて歩いた。 この写真は大門坂の入口。

11月2日6時20分ごろ。 宿の尊勝院近くから見た夜明け。 熊野灘から朝日が昇ってくる。 昔の人たちも同じ日の出を見たに違いない。

11月2日6時40分ごろ。 朝日を浴びて朱色がいっそう強調された三重塔と那智の滝。

11月2日、レンタカーで三越峠まで移動し、 中辺路を熊野本宮大社まで歩いた。
三越峠には駐車スペースと休憩所が設けられている。

11月2日、中辺路をのんびり歩く。

11月2日。 今回歩いた中辺路の大部分が植林された針葉樹に囲まれているので、 このように紅葉した木が見られるところは少ない。

11月2日。船玉神社の近くの赤木越えの道との道が分岐する広場で記念撮影、 後ろの小屋がけの中にいわれのわからない和船が格納されている。

11月2日の晩は湯ノ峰温泉「よしのや」に宿泊。 食事は小栗判官コース。

11月3日の朝。雨でしっとり濡れた湯ノ峰温泉。

11月3日。 小雨の中、熊野本宮大社の旧社地、 大斎原(おおゆのはら)にお参りする地元(?)の人たち。

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