ヨゴレネコノメ/イワボタン

ヨゴレネコノメはユキノシタ科の多年草で、沢沿いの湿った場所を好む。 葉は緑色に灰色の模様が入り、それが和名の由来となったらしい。 風変りな名前なので、一度耳にしたら忘れないだろう。
よく似た形状の植物にイワボタンがあり、ヨゴレネコノメはその変種とのこと。 両者の違いの一つは葯の色で、ヨゴレネコノメでは暗紅色なのに対し、イワボタンでは黄色である。
高尾山では、ヨゴレネコノメが広範囲に普通に見られる半面、イワボタンは少ないようだ。
右の写真の左下円内がイワボタンの花で、日影沢上部で撮影したもの。 場所は当日(2018/4/7)同行させてもらった人が教えてくれたのだが、イワボタンの数が少ない上に葯は小さいので、確認に手間取った記憶がある。
ヨゴレネコノメは、2019/3/23に日影沢下部で撮影。

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