ヤマシャクヤク

ボタン科の多年草。 高尾山では、5月連休頃に花を咲かせる。
白い花は清楚で華奢な印象だが、直径が5cm近くもあるため、豪華な雰囲気も漂わせている。 花の中を見ると、太い雌しべが3本とそれらを取り囲む多数の雄しべが確認できる。
名前の由来は、中国から持ち込まれて一般に広く目にする芍薬に似ていて、日本の山野に自生していることから来ている。
高尾山では、盗掘などで数が減っているようなのは残念だ。
2018年の春は、気温の高い日が続いたため、ヤマシャクヤクの開花も例年になく早かった。 一丁平でこの写真を撮影したときも、少し早すぎるかもしれないと思いながらも念のため覗いてみたら、花が開いていた。 この日は、日影沢の自生地でも、花を見ることができた。
2018/4/22撮影

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