ヤマボウシ

ヤマボウシはミズキ科の木で、街路樹としてよく見かけるハナミズキと同じ仲間である。
花の時期は6月頃で、遠くからは木全体がまるで雪化粧しているかのように見える。 4枚の白く花弁のように見えるのは総苞片という葉の変化したものだそうで、花はその中心部に集まって球状になっている。(写真の右下円内)
ヤマボウシの漢字名は山法師で、球状の花をお坊さんの頭に、白い総苞片を頭巾に見立てたものだという。
高尾山の一丁平ではたくさんのヤマボウシが見られる。 よく見ると、木によっては赤色の総苞片が混じっている。
やがて秋になると、赤く丸い果実が木を覆い、これは食用になるそうだ。(写真の左下円内、10月に撮影)
2015/6/20撮影

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