ワニグチソウ

ワニグチソウはユリ科の多年草。
高尾山では林の中の草地などで見かける。 筆者が見た記憶のある場所は、もみじ台北側の巻き道や大垂水峠から城山に通じる登山道などである。 花があっても気づかずに通り過ぎていることが多いことも考えられる。 写真のように花は葉陰に隠れるように咲き、白っぽい薄緑色をしていて目立たないからだ。
花は普通2つ一組で、2枚の苞葉の下にぶら下がるように咲く。 この苞葉の形が、寺社で見かける鰐口に似ていることから名前が付けられたと言われるが、あまり似ているようには思えない。
2019/6/2撮影

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