ツレサギソウ

ツレサギソウはラン科の植物で、漢字では、連鷺草となる。 花がサギソウに似ていて、連なって咲くからだそう。 2種の花の形は、あまり似ているように思えないが、白くて清楚な雰囲気が似ていると言えるかもしれない。
日本各地の低山の草地に見られるようだが、高尾山での自生地は多くないと思われる。
多数の白い花で構成された花序は、遠くからでもけっこう目立つ。 個々の花を見ると、髭のように下に長く伸びた唇弁と、後方に弧を描いて垂れ下がる距が花の特徴となっている。
右の写真(2018/5/13、もみじ台南側巻き道で撮影)を見ると、上部の花は未開花なので、花序の下のほうから順に開花するようだ。

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