ツクバネウツギ

スイカズラ科の落葉低木。 本州から四国、九州にかけての日当たりのよい山地に分布する。 高尾山で筆者が見た記憶のあるのは、一丁平や富士見台園地周辺などで、いずれも日当たりのよい場所である。
和名は、果実の先端に残るプロペラのような5枚の萼片(右写真上方に見える)が、羽根突きの衝く羽根(つくばね)に似ることから。
白色の花は2cmほどの長さの釣鐘型で、内側に黄色の網目状斑点がある。 花は2個が対になっていることが多いようだ。
5月連休のころ、明るい日差しを浴びて、繁茂した枝いっぱいにたくさんの白い花をつける様子は、春たけなわを感じさせる。
2018/4/28撮影

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