ナルコユリ

ナルコユリはユリ科の多年草で、本州から九州にかけて分布する。
茎から数個ずつ筒状の花が鈴なりになって垂れ下がっている姿から、 鳴子(田んぼで鳥を追い払うために、綱にぶら下げ音が出る道具)を連想させ花名になったという。
高尾山では5月ごろから6月にかけて花が咲く。 筆者が見かけた記憶のある場所としては、高尾山の西側から小仏城山周辺にかけての林内である。 右の写真は、高尾山と一丁平の間の登山道脇で撮影した。
似た花に同じユリ科のアマドコロがあるが、茎がナルコユリでは丸く、アマドコロは角ばっているという違いがある。
2017/6/4撮影

[Back]