ナギナタコウジュ

ナギナタコウジュはシソ科の一年草で、北海道から九州まで全国に分布する。 高尾山でも広範囲で見られる。
和名の漢字表記は薙刀香需。 名前の由来は、いくぶん弧を描く花穂とそれを構成する淡紅紫色の花が片側だけにつく姿が、薙刀(なぎなた)に似ていることからで、強い香りが中国の薬草の香需に似ているとされる。 ナギナタコウジュ自体も、乾燥させて生薬として利用されているそうだ。
葉は長卵形で先が尖り鋸歯がある。 花期は9〜10月ごろ。
写真は、2020/10/18 日影沢で撮影。

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