ムヨウラン

ムヨウランはラン科の多年草で、国内では本州、四国、九州に分布する。
漢字では無葉蘭と書くように、菌従属栄養植物(腐生植物)なので葉は退化してない。
花は、花茎の先に数個が間をおいてつく。 長さ2cmほどの傘をかぶっているような恰好の花は、全体としては地味な色合いで、遠目にはあまり目立たない。 近づいて見ると、淡い黄色の唇弁がけっこう鮮やかで、ラン科の植物であることがわかる。
高尾山では、3号路で個体数が多いようだが、右の写真(黄色の花)は富士道で撮影(2018/6/2)したもの。
数は限られるが、紫色をした花(右下円内、1号路で2021年5月撮影)も見られる。

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