ムラサキケマン

ケシ科に属する越年草。
漢字では紫華鬘と書き、ケマンソウに似た紫色の花をつけることから来ているらしい。 華鬘とは、お寺の仏殿内部を荘厳する仏具の一種で、団扇のような形をしていることが多い。 なるほどそう言われれば、写真で見るケマンソウの花は、華鬘に似ているようだ。 ムラサキケマンはそのケマンソウの花に似ていることからの名前のようだが、筆者にはあまり似ているようには見えない。 ましてムラサキケマンの花の形から華鬘を連想するのは難しい。
ムラサキケマンは、高尾山に限らず、日本全国の野山に普通に見られる。
ウスバシロチョウの食草としても知られている。
2018/3/31撮影

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