ミヤマハコベ

ミヤマハコベ(深山繁縷)はナデシコ科の多年草で、日本では北海道から九州にかけて分布し、湿った環境を好む。 高尾山域では、裏高尾の沢沿いの道などで見られる。
草丈は高いもので30cm程度で、葉はスペードのように見える広卵形で対生する。 花期は4月から6月ごろ。 真っ白な花は直径が1cm以上あり、上向きに付くので、大変目立つ。 花弁は5枚だが、それぞれに深く切れ込みが入っているので、まるで合計10枚のように見える。
全体にすっきりしたさわやかな印象を受ける花である。
2019/4/28 日影沢で撮影

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