イカリソウ

メギ科の多年草。
花が錨(碇)を連想させることから付けられた名前でもわかるように、変わった形の花を付ける。 薄い紅紫色の花は、下向きに数個がかたまって咲くことが多い。 4枚の花弁には細長い距がついていて、錨の腕のように見えることがイカリソウの形の特徴となっている。 その距の上には、同色で幅広の萼片が4枚乗っていて、二重の花びらのように見える。 開花時にはさらに外側に4枚の萼片があるが、すぐに脱落するという。
花の時期は4月から5月初めにかけてで、筆者の記憶では小仏城山周辺の尾根道や景信山でよく見かけている。
2018/4/14撮影

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