イチヤクソウ

ツツジ科の多年草で、和名では一薬草と書くように、薬草として利用されてきたという。
北海道から九州までの低山に分布する。 高尾山で筆者が見た記憶があるのは、3号路上部、富士道、1号路などであるが、あまり多くはないという印象がある。 右の写真は、小仏城山北東尾根の登山道で撮影したもの。
花の直径は1cmちょっとくらいで、花弁は5枚。 地面から上に伸びた花茎の先に数個の白い花を下向きにつける。 写真では、10個ほどの花が見えるから、比較的多くの花をつけた個体と思われる。 めしべの花柱は太くて長く、湾曲しながら花から突き出ているのが目立つ。
2017/6/17撮影

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