ホドイモ

名前にイモとついているが、マメ科に属するつる性の多年草で、日本列島から中国大陸南部にかけて分布する。
地下に塊茎ができ、これは食用として利用されるそうだ。 和名につくホドとは塊を、イモは塊茎を指しているという。
花期は比較的長いようで、高尾山では7月から9月ごろにかけて花が見られる。
花は、葉腋から出た柄に総状に多数つき、一つ一つの花は、丸い知恵の輪が絡まったような、言葉では表現しにくい形をしていて、とてもユニークだ。 淡黄緑色を基本にした花(竜骨弁、旗弁)に、紫色をした一対の翼弁がアクセントになっている。 この紫色の翼弁の存在が、花をより一層印象的にしている。
2019/9/01 一丁平で撮影

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