ヒメヤブラン

ヒメヤブランは、ユリ科の多年草で、漢字表記では姫藪蘭となる。
日本では北海道西南部以南の全国に分布している。
高尾山でも明るい林下などに広く見られ、決して珍しい植物ではない。 花期も7月から9月ころまでと比較的長いから、、花を見かける機会が多いはずだ。
でも筆者が思い出せる生育地は、一丁平や富士見台園地近く、陣馬山くらいと限られている。 たぶん、花が小さく(直径1cm程度)、足元の草むらにひっそりと咲いていることが多いから、気が付かないで通り過ぎているのではと思っている。 だが仔細に花を眺めてみると、色合いや形がなかなかにかわいらしいので、無視するのはもったいない。
写真の花は、富士見台園地近くで撮影したもの。
2018/7/15撮影

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