ハグロソウ

ハグロソウは、クイツネノマゴ科の多年草で、日本では関東以西の本州、四国、九州に分布する。
和名の漢字表記は葉黒草で、葉が黒ずんだ緑色をしていることに由来しているとの説があるが、実物の葉はそれほど黒っぽくはない。
高尾山では夏から秋にかけての比較的長い間、ハグロソウの花をよく見かける。 沢近くの林道脇や登山道に多いようだ。
花は舌を出したようなと形容されることが多い、愛嬌のある形をしている。 上下2枚の唇弁は、紅紫色をしていて、小さい花にも関わらず、けっこう目立つ存在である。
2018/8/19撮影

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