ギンラン

ギンランはラン科の多年草で、北海道から九州まで分布し、高尾山では5月ごろに花をつける。 ただ、高尾山では数が少なく、むしろ都内の公園(石神井公園など)のほうが、容易に見られるようだ。 筆者の記憶でも、2017年に小仏城山で撮影して以来、高尾山域では見る機会がなく、2021年になって4号路を歩いて偶然見かけたくらいだ。 よく似た花をつけるササバギンランに比べても、数が少ない印象。
それに加えて、草丈が10cmほどと低く、花は半開のまま終わるので、地味な存在と言える。
和名の銀蘭は、白色の花から付けられたようだ。
2017/5/7 小仏城山で撮影

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