ガクウツギ

ガクウツギは、ユキノシタ科の落葉低木で、関東以西の本州、四国と九州に分布する。 漢字では額空木と表記され、花がガクアジサイに、樹形がウツギに似ることから付けられた名前のようだ。
白い花(実際は萼片)は、人の目の高さ付近で咲くためもあって目立ちやすく、高尾山では5月連休の頃に山中の林内でよく見かける。 個人的には、特にもみじ台南側巻き道に多い印象がある。
花は、たくさんの地味な色合いの両性花と白い萼片が目立つ装飾花から構成されている。 装飾花の白い萼片は普通3枚で、大きさが異なる。 両性花は右写真の円内に示すように5枚の黄緑色の花弁からなり、直径が5mmほどと小さい。
2022/5/6撮影

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