アズマイチゲ

キンポウゲ科の多年草。
名前の由来は、茎に一つの花をつけるので一華(イチゲ)、東国(関東)に多いので東一華となったそうだが、実際には日本各地に分布しているという。
早春の山麓に咲く花で、白く花びらのように見えるのは萼片である。 葉は3枚の小葉が一組つき、垂れ下がる傾向がある。
よく似た花にキクザキイチゲがあるが、葉を見ると区別がつく。 キクザキイチゲの葉にはギザギザした深い切れ込みがあるのに対し、アズマイチゲの葉は切れ込みが浅く、垂れ下がる傾向がある。
この写真は裏高尾の遊歩道で撮影した。
2017/3/19撮影

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