アオフタバラン

アオフタバランは、ラン科に属する多年草で、日本固有種。 本州、四国、九州に分布する。
和名の漢字表記は青双葉蘭。
葉は青緑色をしていて、白っぽい筋が3本ほどあり、一対となって地面近くに対生状につく。 この様子が和名の由来にもなっている。
花は、地表から上方に伸びた茎の先に、数個から多いときには20個ほどつくようだ。 しかし、花自体が緑色で小さいため、周囲の環境に溶けこんで目立たない。 そんな花をよく見ると、長く突き出た唇弁が目につき、先端が2裂している。 けっこう特徴的な形をしているのがわかる。
2020/8/08 小仏城山で撮影(左下円内の拡大写真は2021/8/01撮影)

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